<つるし雛を作る> 2月の活動ーⅢ(4/13号)
早々と桜の花も終わり、若葉の<美味しそうな> 緑色が 爽やかなそよ風に
揺れている本日・・・。
5月の花のイメージがある フジ が今年はもう咲きそうな勢いで、例年より20日くらい季節が前倒しな感じです。と言うわけで、こどもの日の雰囲気漂う陽気ですが、今回はひな祭り前にやった
活動 <つるしびな> 作りです。
<つるし雛>・・・起源は江戸時代で、高価な雛人形は買えないけど、生まれて来た子どもの幸せを願う気持ちを込めて、お母さんやおばあちゃん、おばさんから近所の人まで、作ったものを持ち寄って飾られたそうです。吊るしてある物も「衣食住に困らない様に」との願いを形にした動物や花、衣服、遊具、野菜など多岐にわたっているのです。例えば「金魚」だと 金魚の様に<華麗に瑞々しく悠々と人生を渡れる様に>とか、「苺」の赤には厄よけの意味がある・・・などなど。
まずは子ども達に、本物のつるしびなを見せてあげて、そこにいる動物や植物、魚や形などについて、どんな意味があるのか分かり易く説明します。
さて、ここからスタート!並べた小さめの色紙の好きな色を18枚選んで持って来てもらいます。そして、色紙の裏にサインペンで好きな物をどんどん描いていきます。果物だったり昆虫だったり、乗り物だったり・・・なんでもOK!
ぜんぶに絵が描けたら、ここは共同作業。下左画像の様に1人分の色紙を並べて上から毛糸を置き、セロハンテープで固定していきます。18枚が1本の毛糸で繋がったら、2枚おきにハサミで切ると9つの飾りになります。アルミ缶には9本の線が描いてあり、それをハサミで切ります。
9本の線を切ってからそれを広げると、太陽の絵の様に放射状になります。次に下右画像の様にこの缶をペットボトルに赤系の色のフェルトを巻いたものにビスで固定します。缶の中心とボトルのフタの中心にはキリで小さな穴を開けておきました。
何やら銀色の花が咲いた様にも見えますが、その花の先端1cm くらいを折り曲げ切り込みを入れておき、そこに色紙の飾りの毛糸を挟み入れていきます。こんどは遊園地の乗り物みたいに・・・。飾りには色のボンボンもつけておきました。
自分の つるしびな の完成です。時間の都合で、色紙を四角いまま残してしまいましたが、カタチを変えられたらもっと面白かった事でしょう・・・。それでも、自分の描いた物が吊るされて、いつもと変わった空間を味わえる作品になりました。
小学生にも まず <つるし雛> の由来を説明します。けっこうみんな目の前のつるし雛のキャラクターを見ながら『なるほど〜』と納得している様子。では自分が飾るものを作りましょう。はじめにコーヒーフィルターを使って両面に絵を描きます。中にティッシュを詰めて周りをホチキスで留めると布団の様に立体感が出てきます。絵の形に添って切り取ってもOK です。
今回はみなさんに布も用意してもらいました。コーヒーフィルターで大体の要領が分かったら、やりたい人は布でも挑戦してみます。1年生でも好きでやった事のある子は、玉どめ・波縫いが出来てしまうから驚き!5年の男の子だってやる気満々!布をホチキスで留めて裏返すやり方もあり!
もちろん布を使わないでフィルターにやるだけでもOK です。一つ一つがみんなけっこう細かい。
飾るものは折り紙でお内裏様とおひな様を作ったりもしていました。作品に毛糸を付けて吊るせる様にしておきます。アルミ缶を幼児同様、切って放射状に広げておきます。
「俵のネズミ」や「唐辛子」など、つるしびなとして実際に意味あるものもちらほら出てきます。
更にボンボンも付けて飾ります。
広げたアルミ缶の切り込みに、作品を吊るしていきます。
本来は女の子のお節句で こどもの為に大人が作ったものですが、今回は自分や姉妹、お母さんやおばあちゃんにまで想いや願いを込めて作る、という作品になりました。
広げた缶の上のところに、彩りを含めて桃の花の造花を・・・。
針と糸を使って座布団の様にするのは、けっこう時間と手間が掛かった様です。
どうぞみんなの想いが届きます様に・・・!
下は「美味しそう」・・・に見えてしまう葉っぱの赤ちゃんたち 。
カキ モミジ(花は一瞬です)
コナラ(産毛が生えてます) 長いこと咲いてくれている リキュウバイ
青空に新芽が映える ケヤキ あと1週間したら満開になりそうな フジ
流れる時間の中で、自然の移ろいは、様々な表情を見せてくれる。
芽吹いたばかりの葉っぱは、
一生懸命生きようとする いのちの様で、
乳児の様に 愛おしい・・・ 。
揺れている本日・・・。
5月の花のイメージがある フジ が今年はもう咲きそうな勢いで、例年より20日くらい季節が前倒しな感じです。と言うわけで、こどもの日の雰囲気漂う陽気ですが、今回はひな祭り前にやった
活動 <つるしびな> 作りです。
<つるし雛>・・・起源は江戸時代で、高価な雛人形は買えないけど、生まれて来た子どもの幸せを願う気持ちを込めて、お母さんやおばあちゃん、おばさんから近所の人まで、作ったものを持ち寄って飾られたそうです。吊るしてある物も「衣食住に困らない様に」との願いを形にした動物や花、衣服、遊具、野菜など多岐にわたっているのです。例えば「金魚」だと 金魚の様に<華麗に瑞々しく悠々と人生を渡れる様に>とか、「苺」の赤には厄よけの意味がある・・・などなど。
まずは子ども達に、本物のつるしびなを見せてあげて、そこにいる動物や植物、魚や形などについて、どんな意味があるのか分かり易く説明します。
さて、ここからスタート!並べた小さめの色紙の好きな色を18枚選んで持って来てもらいます。そして、色紙の裏にサインペンで好きな物をどんどん描いていきます。果物だったり昆虫だったり、乗り物だったり・・・なんでもOK!
ぜんぶに絵が描けたら、ここは共同作業。下左画像の様に1人分の色紙を並べて上から毛糸を置き、セロハンテープで固定していきます。18枚が1本の毛糸で繋がったら、2枚おきにハサミで切ると9つの飾りになります。アルミ缶には9本の線が描いてあり、それをハサミで切ります。
9本の線を切ってからそれを広げると、太陽の絵の様に放射状になります。次に下右画像の様にこの缶をペットボトルに赤系の色のフェルトを巻いたものにビスで固定します。缶の中心とボトルのフタの中心にはキリで小さな穴を開けておきました。
何やら銀色の花が咲いた様にも見えますが、その花の先端1cm くらいを折り曲げ切り込みを入れておき、そこに色紙の飾りの毛糸を挟み入れていきます。こんどは遊園地の乗り物みたいに・・・。飾りには色のボンボンもつけておきました。
自分の つるしびな の完成です。時間の都合で、色紙を四角いまま残してしまいましたが、カタチを変えられたらもっと面白かった事でしょう・・・。それでも、自分の描いた物が吊るされて、いつもと変わった空間を味わえる作品になりました。
小学生にも まず <つるし雛> の由来を説明します。けっこうみんな目の前のつるし雛のキャラクターを見ながら『なるほど〜』と納得している様子。では自分が飾るものを作りましょう。はじめにコーヒーフィルターを使って両面に絵を描きます。中にティッシュを詰めて周りをホチキスで留めると布団の様に立体感が出てきます。絵の形に添って切り取ってもOK です。
今回はみなさんに布も用意してもらいました。コーヒーフィルターで大体の要領が分かったら、やりたい人は布でも挑戦してみます。1年生でも好きでやった事のある子は、玉どめ・波縫いが出来てしまうから驚き!5年の男の子だってやる気満々!布をホチキスで留めて裏返すやり方もあり!
もちろん布を使わないでフィルターにやるだけでもOK です。一つ一つがみんなけっこう細かい。
飾るものは折り紙でお内裏様とおひな様を作ったりもしていました。作品に毛糸を付けて吊るせる様にしておきます。アルミ缶を幼児同様、切って放射状に広げておきます。
「俵のネズミ」や「唐辛子」など、つるしびなとして実際に意味あるものもちらほら出てきます。
更にボンボンも付けて飾ります。
広げたアルミ缶の切り込みに、作品を吊るしていきます。
本来は女の子のお節句で こどもの為に大人が作ったものですが、今回は自分や姉妹、お母さんやおばあちゃんにまで想いや願いを込めて作る、という作品になりました。
広げた缶の上のところに、彩りを含めて桃の花の造花を・・・。
針と糸を使って座布団の様にするのは、けっこう時間と手間が掛かった様です。
どうぞみんなの想いが届きます様に・・・!
下は「美味しそう」・・・に見えてしまう葉っぱの赤ちゃんたち 。
カキ モミジ(花は一瞬です)
コナラ(産毛が生えてます) 長いこと咲いてくれている リキュウバイ
青空に新芽が映える ケヤキ あと1週間したら満開になりそうな フジ
流れる時間の中で、自然の移ろいは、様々な表情を見せてくれる。
芽吹いたばかりの葉っぱは、
一生懸命生きようとする いのちの様で、
乳児の様に 愛おしい・・・ 。
by zoukeinomori | 2013-04-13 18:12 | 立体