<描き初め−2010心の太陽の光> 1月の活動ーその1 (1/23号)
今月は正月や祝日があったので、後半2回の活動となりました。2010年1月も早後半。ぽかぽか陽気の<大寒>も過ぎ、東京や銚子では梅が開花したそうで・・・。政治や経済をはじめ、世の中不安材料にあふれていますが、梅や木蓮のつぼみや木々の新芽がふくらみ始め、季節は否が応にも流れていきます・・・。
子ども達は元気です!たっぷりの日差しを浴びてすくすく育つ新緑のように。
さて今年、初めての造形・・・ということで、今回<描き初め>でございます。
<初日の出>を見に行った子は居ませんでしたが、「新しい年の最初の太陽の光を浴びると、気持ちが引き締まってパワーが与えられてエネルギーが満タンになるんだよ!」なんて言っても、今の子達はテレビなどの影響で「パワー」「エネルギー」なんて言葉をニュアンスで分かっている様です。
「さあ!自分の太陽を作りますよ−! 太陽って何色?」に、あか、オレンジ、きいろ と出てきますが、自分の好きな色2色を直感で選びます。型で円を描いて切り取ったものにたらして、割りばしベらで塗り広げます。
画用紙の画面に自分の太陽を置く位置を決めておいて、そこから光が遠くまで届くようにクレヨンで線や形を描いていきます。クレヨンの次に、絵の具の用意。光の色3色を決め、パレットに出したら水加減をして絵の具の光を放ちます。 考えてみると、光の部分は空なんです。ですから、筆を縦や横に塗っている子は、空を染めている感じです。太陽に塗ったたっぷり絵の具が乾いたところで、更に上から薄い金色か銀いろを塗ります。 太陽を光のまん中に貼付けて、自分の太陽の出来上がりです。左の作品、太陽からの力強いラインから、勢いを感じます。右の太陽、好きな色を混ぜたら暗くなってしまいましたが、線の面白さや色の明るさで、おしゃべりしているみたいな存在感があります。 左下の青い輝きの太陽、賑やかな音が聴こえてきそう。やはり今年もブルーが大好きな男の子です。右は、一見オレンジですが、ピンクやオレンジの線を1本1本丁寧に描いて出来た赤く染まった空です。少し見えるクレヨンのラインがアクセントです。 下の2つは、光と熱をとても意識して熱く描かれています。見ていてぽかぽかしてきます。 ぱぁー!っと自分の初日の出が描けたところで、少し遅い鏡開き(?!)のおしるこです。
昨年は嫌いで食べられない子も居ましたが、今回は子ども達もお母さん達にも喜んでもらえて、めでたしめでたし・・・。
お次は小学生。小学生には「もやしは何で白いのか?」という話から、土・空気・水・太陽の光の話に・・・。5年生ともなると<光合成>なんて言葉を知っていて、<水金地火木土・・・>なんていう太陽からの順番も知っていて、とにかく、太陽が無くなったら生き物は生きていけず、太陽は大事なんだ!・・・って事が1年生にも分かったところで、自分の太陽を描く事になりました。それぞれが太陽を画面のどんな位置に置くか考えて形や大きさも決めます。今年最初に使う色2色をたっぷりたらして指で塗ります。画面には太陽を置く位置から絵の具で光った感じを描いていきます。右下の子は「ブラックバードの光!」だそうです。 女の子達の間では、何やらパールカラーなる絵の具が人気です。 それぞれ光の感じを描いている中、右下の子はペインティングナイフで何度も何度も光った感じをくり返し動かすもので、切り込みが入ってしまった程。 下の子は、惜し気もなく絵の具をたっぷり出して最後にスクラッチ(引っかき)で感じを出しています。まるで油絵の様。 こちらの女の子達はとても装飾的な光で面白い。 それではみんなの作品です。最後に光の中心にはじめに作った太陽を置いた瞬間、本当に光ったように見えて、それぞれの作者のエネルギーが伝わってくる気がしました。 今日は何故かいつもより、始まる前からみんなお腹が空いていた様で、あっという間におしるこが売り切れました。昨年はストーブで焼いた餅だったのですが、今年は切った餅をそのまま煮込んでしまったので、のびるのびる・・・。「いらない!」と言っていた子もみんながあまりに美味しそうに食べているのを見つつ「アトリエのおしるこはその辺のとはちょっと違うんだぞぉ〜!」で、食べてみたら「お〜いしィ〜!」って食べられるようになったんです!(「ちょっと違う」の意味は、カレー鍋で作ったせいで・・・)聞いていたお母さんが『そっちか!』って。(笑) 甘くて美味しいおしるこも、お天道様のお陰です。 合掌!
子ども達は元気です!たっぷりの日差しを浴びてすくすく育つ新緑のように。
さて今年、初めての造形・・・ということで、今回<描き初め>でございます。
<初日の出>を見に行った子は居ませんでしたが、「新しい年の最初の太陽の光を浴びると、気持ちが引き締まってパワーが与えられてエネルギーが満タンになるんだよ!」なんて言っても、今の子達はテレビなどの影響で「パワー」「エネルギー」なんて言葉をニュアンスで分かっている様です。
「さあ!自分の太陽を作りますよ−! 太陽って何色?」に、あか、オレンジ、きいろ と出てきますが、自分の好きな色2色を直感で選びます。型で円を描いて切り取ったものにたらして、割りばしベらで塗り広げます。
昨年は嫌いで食べられない子も居ましたが、今回は子ども達もお母さん達にも喜んでもらえて、めでたしめでたし・・・。
お次は小学生。小学生には「もやしは何で白いのか?」という話から、土・空気・水・太陽の光の話に・・・。5年生ともなると<光合成>なんて言葉を知っていて、<水金地火木土・・・>なんていう太陽からの順番も知っていて、とにかく、太陽が無くなったら生き物は生きていけず、太陽は大事なんだ!・・・って事が1年生にも分かったところで、自分の太陽を描く事になりました。それぞれが太陽を画面のどんな位置に置くか考えて形や大きさも決めます。今年最初に使う色2色をたっぷりたらして指で塗ります。画面には太陽を置く位置から絵の具で光った感じを描いていきます。右下の子は「ブラックバードの光!」だそうです。
by zoukeinomori | 2010-01-23 15:40