<   2014年 02月 ( 2 )   > この月の画像一覧

<自分の花火を打ち上げる-1> 9月の活動Ⅰ(3/27号)

 2014年の冬季オリンピックが終わり、今度はパラリンピックが始まりますね。その開会式や閉会式では、いつも花火がセレモニーの始まりを告げる様に空間の演出として盛大に打ち上げられますよね。花火の歴史を調べてみますと、日本での現在の様な打ち上げ花火の登場は19世紀になってからだそうで、それまでは筒から火の粉が吹き出すだけだったとか・・・。いずれにしろ、夜空に明るく輝く光というものは、いつの時代でも人の心をワクワクさせるものの様です・・・。

 さて、今回の活動は<花火を打ち上げる>と題しましたが、「ドドーン!パチパチパチッ!っと音が聴こえる花火を描くよー!」に、子どもたちは勢いづきます。
 まずは沢山のアクリルえのぐを水で溶いて用意しておきます。「夏だけど春みたいに画面一杯にお花を咲かせてあげましょう!いい匂いがして来る様にいろんな色で自由に自分の花を描いて白い所をなくしてね!」で、ヨーイドン!
c0146127_1623152.gif

 画面がお花で埋まったら、その上から溶かしたロウで○や☆、渦巻きなど幾つか形を描きます。「これ水みたいだけど、さわるとぉ〜?」『あついー!』と子どもたちは分かっています。
c0146127_16304147.gif

 さて、まだ残暑厳しい中、クーラーも扇風機も停め、窓も閉めて電気を消したら1人ずつロウソクに火を着けて、画面の上にロウを溶かしながらたらしていきます。低い所からたらすと小さい丸に、高い所からたらすと大きな丸になります。火に炙られたロウが溶けてたれるのは、不思議な感じが面白い様です。
c0146127_16385492.gif

 火→花火?!となんとなく<花と火>で近づいた様な感じですが、まだです!次の一瞬の作業で、花火がうち上がります!「花火ってやるのはいつかな?」『よるー!』「そうだね!なんでかなぁ?」『暗くないと光らないからぁ。』「さっすがぁ!そうだよね。じゃぁこれからみんなの絵の上に墨を塗って夜にしちゃいましょう!」はじめは恐る恐る刷毛で塗り始めると、みんなの目が輝きだします。『わぁー、きれぇ〜!』
c0146127_1648514.gif

 そう!ロウの部分だけ墨がはじかれ、下のえのぐの色が浮かび上がります。今<ドドーン!>の段階なので、金色と銀色のえのぐを筆で飛ばして<パチパチパチッ>の音を加えます。
c0146127_16532222.gif

c0146127_17133255.gif

 小さい画面でしかお見せ出来ないのが残念です。本物は本当に音が聴こえてくる様です!

 小学生も、導入はほぼ同じです。スクリーンが2倍になります。まずは花を構成していきます。
c0146127_17182728.gif

 いろんな色があるので、自由に埋めていくだけでも楽しい活動。
c0146127_17233735.gif

 小学生にはロウを塗った所だけ花火のカタチになるって事を伝えておきます。それからロウでそれぞれ絵を描く様に塗っていきました。
c0146127_172419100.gif

 更にロウソクのロウをたらしていきます。自分に色をつけて火の玉小僧になっている子も・・・。さあ!墨を塗って夜にします。するとやはり、一様に歓喜の声!
c0146127_17281977.gif

 墨を塗った後に、更に音を加える為に、金と銀のえのぐを細かく飛ばします。
    宇宙の様にも見えますねぇ・・・。
c0146127_17323283.gif
c0146127_17325988.gif

 アクリルえのぐは発色も良く、重ね塗りが出来る特性が役に立っています。
     「ドドーン!  パチパチパチッ!」  聴こえますかぁ?!

          
  下は現在の夜の<火>ならぬ<花>です・・・。
         こちらは音は聴こえませんね。 
               暖かな今日、一段と春の香りがしてきます・・・。
c0146127_17594141.gif

[PR]

by zoukeinomori | 2014-02-27 18:05 | 絵画 | Comments(0)

<夏の夜の一時・影絵で遊ぼう!>8月の活動ーⅡ (2/19号)

 いや〜全国的に降りました!ゲリラ豪雪といっても過言ではない・・・各地で多くの被害が出ました。こちら千葉市でも観測史上初めての積雪。土日と祝日だったのでまだ助かりましたが、雪かきのお陰で腰痛が復活・・・。本日2/19は二十四節気で言う「雨水」。雪が雨に変わり、雪どけが始まる頃・・・。先日ウグイスが鳴いている夢をみました。咲き始めた梅に本物のウグイスがやって来るのはもう少し先になりそうです・・・。

 すっかり寒々とした出だしとは裏腹に、今回は半年も前の真夏の活動のお話です。子どもたちの夏休みもあと数日、いつもより遅い夕方始まりで、今回は幼児・小学生一緒にやります。
 まずはみんなには紙の茶袋にマジックで自由に絵を描いてもらいます。あとで中にロウソクを入れて火を灯すことは伝えておきます。
c0146127_11421252.gif

 次を始める前に<影絵>についてのお話。小さな子でも幼稚園などで手で生きものの形を作ったのを見たことがある様で、「暗い所で光に当てると絵が出て来る」ことは分かっている様です。今回は大きな木に囲まれたアトリエの庭でやるので、テーマは「集まれ森の妖精・妖怪たち!」
みんなは既にワクワクイメージで一杯です。
c0146127_11551235.gif

 下描きをしたら厚紙に描いて切りとります。羽や手など動く部分は別に切って接合部分を穴あけパンチで穴をあけ、本体と割りピンでつなげて動く様にします。本体にもカッターなどで穴をあけて、裏から好きな色のセロハン紙を貼り付けます。
c0146127_124638.gif

 今回写真を撮る機会がないほど忙しく、途中経過があまりお見せ出来ず残念!
本体と可動の部分にセロテープや針金で割ばしを付け、操れる様にしておきます。
さて外は午後6時もまわり、薄暗くなってきました。クヌギの木と脚立に結びつけた白いシーツに映写機の光が当たると、まぎれもなくスクリーンの完成です!
                   スクリーンの裏に回ってちょっとやってみます。
c0146127_12134345.gif

 最初に絵を描いた紙袋の中に砂を入れてロウソクを立て、通路に並べてからロウソクに火を灯します。ぽっかりと優しい灯りが浮かび上がります。
c0146127_1218572.gif

 ここで<森の妖精・妖怪>の踊りにピッタリ来る、パーカッショニスト渡辺亮さんの血が踊りだす様なミュージック!      みんな自然に体が動きだす・・・。
c0146127_1227191.gif

 スクリーンからはなれて映写機に近づけると影が大きくなる・・・動かしていると、だんだん自分の妖精・妖怪が本当に生きて踊っている様な感じになって来る・・・! 
                                ギャラリーも大賑わい!
c0146127_12321796.gif

 闇と光と夏の空気と音楽と見たこともない生きものたち・・・
             この非日常は大人でもワクワクしてしまいます。
c0146127_12361191.gif
c0146127_1237349.gif

 興奮冷めやらぬうちにお開きとなりました。生徒さんたちが帰った後もウチの子どもたちが体で影絵をやってずっと遊んでいました。光のマジックは予想の付かない動く絵の世界。
c0146127_12414876.gif

 もしもフェイスブックをやっていらっしゃる方は<清水雄一>で検索して、2013年8月を見ると今回の動画が少しですが見ることが出来ます。

          半年経つと風景はこんなにも変わります・・・!
c0146127_12475296.gif

         同じロウソクの明かりでも、やはり温度が違いますよね。
c0146127_12495650.gif

      紅梅に雪が積もると、寒くても何だか嬉しい気持ちになる単純さ・・・。
c0146127_1255451.gif

[PR]

by zoukeinomori | 2014-02-19 12:57 | special | Comments(0)