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<ロウ画の応用・パスミ画> 7月の活動 ー No.2 (7/30号)

 暑中お見舞い申し上げます・・・!
毎日毎日うだる様な暑さですが、まだ家では冷房のスイッチは入れていません。気持ちと工夫で乗り切りたいと思っています。

 今回は、以前にやった<ロウ画>の技法を応用して、溶かしたロウを使わない独自の技法で絵をつくります。今回はその技法で絵を描く事が大きなテーマなので、何を描くかはそれぞれの自由になります。その自由画の前に、特性を知るための練習となる試し描きをしておきます。
 スケッチブックの最後の厚紙のページに、クレパスで大きく四角を描き、その中に円を3つ描いたら好きな色で塗りつぶします。最後に白をかぶせ、ニードル(今回は長ネジ)で、線で絵を描いていきます。次ぎに墨を描いた線に刷り込む様に塗ります。
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 ドライヤーで墨をよく乾かすのは、削った線から入り込んだ墨が乾かないうちに削り取ってしまうと紙が破け易くなるからです。練習では、中心から形を増やしていく絵か、外側から中心に形を増やしていく絵かに決め、線描をしました。
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 練習が終わったら、今度は自分の描きたい絵を考えスケッチブックの表紙の裏の厚紙に鉛筆で描いていきます。図鑑を観たり、モノを見たり、想像したり・・・。鉛筆の下描きが出来たら、クレパスで色を塗っていきます。
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 クレパスは混色すると味がでます。色のバランスなど感じながら絵を組み立てていきます。
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 色を塗り終わった上から更に白をかぶせると、淡いパステルカラーになります。
  白をかぶせる事によって、クレパスの厚みが増し、ニードルでの線描がし易くなります。
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  うっすら見えている鉛筆画の後をニードルでなぞります。出来たら、墨をかぶせます。
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 ドライヤーでしっかり乾かした後に、ペインティングナイフで厚みをさらっていくと、クレパスの塗れていないすき間と線描が黒で現れてきます。
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 ロウを使わないロウ画・・・ロウ=パラフィン→クレヨン <クレヨン>よりもねっとりしている<クレパス>の方が、描画には適しているのです。
今回の技法、名付けて『パスミ画』! いろいろと展開していけそうです。


 〜 アトリエの庭風景 〜
         今年の初タマムシ!
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     雨上がりの宝石
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           真夏なのにフジがたくさん咲き始めた ! ? ?
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       18:15 ・・・ ヒグラシの声が清涼感をくれる、夕暮れ時・・・
                  やっと涼しくなってきました。
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by zoukeinomori | 2012-07-30 18:15 | 絵画 | Comments(0)

<七夕飾りをつくる> 7月の活動 ー No.1 (7/21号)

 今週木曜日 19日には東京でも35℃を超える酷暑となり、全国で熱中症で運ばれた人も数百人単位で急増したそうです。がしかし、その日の夜から涼しくなり、昨日は4月下旬の気温だとか・・・今日 今も長袖です。クーラーいらずで助かりますが、JR はおかまい無しに寒くなるほど冷房付けてる無神経さ、困ったものです・・・。

 暫く間が空きましたが、今回は七夕飾りづくりです。今回の主な内容は
・ローラーで絵を描く・平面を立体にする・ハサミやホチキスで造形する・・・
の3点になります。

 幼児クラスから。みんなも幼稚園で七夕飾りを作っている様で、オリ姫とヒコ星のお話は知っていて、何となくロマンチックな日のイメージは持っている様です。七夕の歌を口ずさみながら、色画用紙に数枚の色紙を貼付け、カラフルにします。6種類の絵の具をトレーに出し、少しだけ水をたらしたら、みんなにローラーで絵の具を延ばしてもらいます。
       (みなさん お行儀がよろしい・・・!)
           さぁ、裏返した色画用紙にローラーで色をのせてみましょう!
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使うのは一応3色までという事にして画面を色で埋めていきます。色が埋まったら、ホワイトの登場。色の上からローラーで白を塗ると、色が混ざって氷が張ったみたいに涼しげな感じになり、楽しくてみんなのローラーにも力が入ります。

 次に更にローラーでステンシルをやるので、型紙の作り方を教えます。半分に折った紙で真ん中に形を描き、切り取って広げると、左右対称の形が出来ることをやって見せてあげると、
すぐに『!!!』 ☆ なんか作っています!
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 2種類の型紙を作ったら、好きなところに 好きな色でローラーしていきます。一番初め、型を外して出来たかたちを見た瞬間、誰もがその出来映えに声を上げます!
乾かしたら筒状に丸めて、片方にこいのぼりの口の様に針金を入れるところまでやってあげます。
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 七夕と言ったら願い事・・・次に短冊を作ります。新たな色画用紙に基本 縦横2本ずつくらいの自由曲線を描き、その線をハサミで切ったら、一枚一枚をホチキスでつなげていきます。短冊ならぬ長冊に!筒状にしたものにハサミを入れて、吹き流しの様にしていきます。内側には貼ってあった色紙が模様になっています。
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 吹き流しと短冊にヒモを付け、用意しておいた竹に付けて一応の完成!やることが沢山あって、ここまで1時間半。みんな、よ〜く集中してガンバったねー! 
   という訳で <お願いごと> はお家に帰ってからね!ということに・・・。
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      まるで恵比寿様の様な天使たち・・・! 
  竹が長いと車に入れられないからと、みんな随分短くしてしまいましたが・・・
               その後、なんて書いたのかなぁ、願い事・・・。
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 小学生にもロマンチックな七夕の話から。あまり話に力が入りすぎると、冷めた声で『早く始めようよー!』と急かされ・・・。模造紙半分大の 白と色付きの紙を1枚ずつ使います。後で吹き流しの様な飾りにすることを告げ、2枚を縦につなげて長く使うも良し、1枚1枚で2つの飾りを作るも良し、まずそれを決めます。初めに幼児同様、色紙を紙に構成しながら糊で貼っていきます。こういう事が好きな子は、ここで凄く時間を掛けるんです!出来た人から、紙を裏返し、ローラーで自由に色を付けていきます。
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 画面が大きいので、のびのびと出来る感じです。
            天の川をイメージしたり、顔をつくってみたり・・・。
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 縦長1枚でやっている子は、まるで壁画の様。身体で描く感じです。
 ローラーが出来たら、ステンシルの型紙づくりです。紙を半分に折って作るやり方と、更にもう半分折って小さい形を3~4個切るやり方と、紙を折らないで好きな形を描いてシルエットを切って残すやり方とを教えます。
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 型紙に小さい形がたくさんあると、一度にたくさんの形が出来てこれまたオモシロい。ステンシルが出来たら、外に持っていって乾かしますが、ベッタリのポスターカラーだと なかなか乾かないのです。
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 敷地内から飾るための竹を数人で切ってきます。今回使うのは黒竹、けっこう高級品です。ドライヤーも使ってある程度乾いたら、幼児同様 筒状にして、片方の端に針金で輪っかを作ります。小学生は自分で・・・。出来たら、クラゲの足の様に<吹き流し>よりも細く切り込みを入れていきます。最後に短冊づくり。作り方は幼児と同じです。
   小学生は時間があったので、自分の願い事をみんなたっぷり書いていました。
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 表に出て出来上がった作品を竹に飾る頃には、もうすっかり陽が落ちて真っ暗。
                でもみんな満足そう・・・!
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 この日は良い天気でしたが、当日7日は雨ザーザーでした。
        でもでも、みんなの願い、天まで届いて叶いますように・・・。
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 天つながりで、下画像は最近の空。 このところ、晴れの日は夕焼けが素晴らしく美しくて、
その都度ついつい屋根に上って黄昏れてしまいます。
 二度と見られない「今日の夕焼け」 下中は真夏の日差しギラギラ!
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 下は7/17の夕焼け・・・。マックスの太陽フレアが地球にやってくる時、磁気の乱れで あの美しいオーロラが関東地方でも見られる事態になるんだとか・・・?!
見てみたいけど、それが本当なら恐ろしいお話で・・・。
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     明日は二十四節気の<大暑> です。暑さはまた戻るのかぁ?!
      明後日のアトリエは、夏休み恒例の <流しそうめん大会> ですー!!!
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by zoukeinomori | 2012-07-21 14:12 | 絵画&立体 | Comments(0)

<アジサイをつくる> 6月の活動 - No.3 (7/6号)

 明日は七夕、暦の上では<小暑> ようやく梅雨らしい蒸し暑い空気になりましたが、豪雨や突風による自然災害のニュースは毎日の様に入ってきます。雨が降って暑くなると元気になるのが庭の雑草。また草刈り機の出番です!

 さて今回は6月の定番<アジサイ>を描きますが、どのような内容で作っていくかが問題となります。大まかなテーマを記述しておきましょう。
<幼児クラス>
・墨の広がりを知る。
・自分の絵の具、道具で水加減を学ぶ。 混色して色を作る。
・アジサイ(葉・花)という対象を感覚で捉え、遊びの延長として絵の具で塗っていく。
 まず雨の多いこの時期の季節の事についてのお話から始まります。アジサイはみんなが知っている有名な花でした。カタツムリやカエルの話に展開していきます。そして、画面に刷毛でたっぷり水を塗った上から墨をたらして、アジサイが喜ぶ曇りの空を作ります。(刷毛の使い方をきちんと教えないと毛がごわごわになってしまうので注意!)『ワ〜 夜になったー』墨が生きている様に広がるのにオドロキ! 
でもタオルを広げてペンペンすると・・・ちょうどいい曇り空になりました。
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 ここでプランターの葉っぱあが沢山あるアジサイと小さい鉢植えのアジサイ登場。1人ずつハサミで葉っぱを切ってきて観察します。まずはこの葉っぱから描くので、パレットに緑と黄緑を出して水をしぼって加減を整えます。
 あとは自由に「じゃぁ葉っぱを描こう!」みんなそれぞれの感覚で・・・。
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 手は葉っぱの形に似てる・・・!(下画像) 女の子たちはやらずに遠目で見る感じでした。葉っぱが出来たら、花の色です。「あじさいの花は何色?!」『むらさき!』「でも絵の具には紫がないねぇ。」『あかとあおをまぜるとむらさきになるよ!』・・・とみんな知っているんです!という訳で、パレットには赤・青・白を出す事にし、また水をたらします。
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 少しずつ混ぜていくと紫色に・・・!「赤っぽい紫をアカムラサキって言うんだ! じゃ青っぽい紫はなんて言うか?!」『・・・あおむらさき!?』「正解!」
 目の前のアジサイと同じ色になるようにあれこれ混ぜて、さあ花を描きましょう! 混ぜるのが面白い男の子は更にオレンジを加えました。二刀流だ!
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 さっき葉っぱの中から赤ちゃんの様に小さいカタツムリを発見!あと 前もって捕まえておいた長さ5cm程のカタツムリ2匹をモデルに別紙にクレヨンで描いたものを切り取って好きなところに貼付けます。
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 自分で捉えたアジサイですから表現は思いのままです。下右の絵の子は、はじめ花を一玉ずつ描いていたのですが、左の絵の子の迫力に誘われてか、勢いのある感じになりました。
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 下左の子はガク1つ1つをよく観察して大きく丁寧に描きました。右の子は色々色を混ぜながら一玉ずつをたくさん描きました。カタツムリが入るとアクセントになって動きも出てきます。
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 発達段階や感性によっても捉え方はいろいろですが、幼児の造形は遊びの延長である事が大事だと考えています。絵の具とはまずは色の付いた水であり、水遊びの延長としての新しい道具という認識から始めるのが正しい与え方だと思っています。
<遊ぶ>行為の果てに<描きたい>という欲求が出てくると言ってもいいでしょう。ですから、描き方を教えて「〜でなくてはいけない」という価値観を押し付けるのは、自己表現とは言えないのだと思っています。

 只今 18:50 ・・・ 外から カナカナカナ・・・とヒグラシの初鳴き声が! 
                            夏が来た感じです!

 <小学生クラス>
・色と形の構成 ー 絵の具でアジサイ色の平面構成 -「葉」という実物をローラーで
 版画にする
・貼り絵による色と形の構成 ー アジサイの花に

 小学生も梅雨の話から,墨で曇り空を作ります。墨のたらし方も様々で、1つ1つの広がりを楽しんでやっています。モデルのアジサイを見せてから、自分の絵の具でアジサイ色を作り、和紙に色の平面構成をしていきます。色の種類や濃さが様々なので、あとが楽しみです。
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 プランターのアジサイから大中小の葉っぱを1枚ずつ取ってきます。トレーに用意した 緑・黄緑・ライトグリーンの絵の具をローラーでそれぞれの葉につけ画面に配置を考えながら版画していきます。         何で腕が葉っぱ色なんだぁ?!
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 はじめに和紙に描いたアジサイ色の絵を半分に切り、折り畳んだところにアジサイの花(ガク)の形を鉛筆で描き、畳んだままハサミで切り取ります。下右画像は一度に6枚の花が出来ました。
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 たくさんの花が出来たら、画面に貼付けていきます。一枚ずつ丁寧にのり付けしていく子もいれば、画面にのりをたっぷり塗っておいてから貼付けていくやり方も・・・。下描きがないので、少しずつ貼りながら形が出来てくると、全体を意識しながらバランスを考える様になります。最後にクレヨンなどで、花の中心にあるかたちを描くとよりリアルになりました。
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 それぞれの アジサイ空間の出来上がり!
下の下段画像・・・カタツムリ大好き少年!わざと作った四角い葉っぱが面白い。
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 下画像上段、アジサイを貼ってから空間が物足りなくて、葉を3枚、画面の外に出て行く様に更に版画すると空間に広がりが出来た。
下段、色むらや筆跡がいい味を出しています。エリック・カールさながら・・・?!
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 ジメジメした中に鮮やかに咲く紫陽花。切り取った花の大きさを変えて構成する事で、遠近感の様なアクセントが生まれます。花を空間に散らすのも面白い空間表現になりました。
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 この宝石の様だった紫陽花、気が付いたら かんかん照りの日にぐったり しおれてしまい、今では中玉1つだけが復活し、濃いピンク色に輝いています。
 アジサイのもう一種類のお友達と言えば<カエル>。今 近くの田んぼには、頼り無さげな小さいカエルがあちこちでピョンピョンはねています。
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 どうやら明日の七夕は、星空が見られそうもありません。
       雲の下から、雲の上の出来事を想像することに致しましょう・・・。
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by zoukeinomori | 2012-07-06 18:53 | 絵画 | Comments(0)