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<落花生ってこんなふうになるんだ!>                10月の活動 ー その1 (10/30号)

 各地で霜の便りがメディアから聞かれる様になりましたが、先日27日 朝の 6:20 車のワイパーを動かしたら、霜がはっていました! 千葉でもここの寒さは千葉一じゃないかと思っています。

 今回は10/3の活動。まずは落花生抜きから!小さな小さな「落花生畑どこにあ〜るか?!」いろいろ探すのですが、分かりません。「ここだよ ここ!」と教えて、一株ずつ抜いてもらいます。『わぁなってる!』と大喜び!「夏に黄色い花が咲いた後、それが地面に潜ってこの実になるんだよ!」と言ってもあまりまだそっちには関心はいきません。
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 教室に戻って、スケッチブックの少し上の方に地面の線をクレヨンで描きます。そうしたら、その地面の下に用意しておいた落花生の1粒を半分に割ってボンドで貼付け、植えた事にします。「さあどうなるかな?」『芽が出る!』「そうだね!でも、大きくなるためには土の中の栄養を吸うんだけど・・・」で、抜いて来た本物を見て『根っこが出る!』 と気が付きます。そして、根っこ、芽、葉っぱと落花生が成長していく様に描いていきます。
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 次にそれぞれ自分の絵の具セットを用意します。
「地面の中はみんなの心の中です!絵の具の中から好きな色3色を選んで塗っていきましょう!」水玉模様が描きたい女の子、色を混ぜてみたい男の子と、色分けしたい男の子。地面が塗れたら、空の色も塗ります。
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 落花生のへその尾がどこからはえているか見つけ、麻ひもを使って自分の落花生からも生やします。「これは自分の心に生えた落花生だよ!欲しいものや好きなものをならしてみよう!」と、別紙に絵を描き切り取ります。
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 切り取ったら、落花生の様に地面の中にならせます。下左のは今 鉄砲にハマっている子の作品。「これは太陽?!」と聞くと『血だよ!』と返ってきました。納得。
 中央のは食べ物や生物だったでしょうか・・・色づかいがきれいです。
右の子は、いつも<こうしたい!>ものがあり、それをかたくなに通すのがすごいのです。いつもお話を語りながら作っていくので、形や色や構成には意味があります。
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 小学生・・・落花生のカラを見せ、「はい、持って来てもらったペットボトルで、まずこの落花生を作りますよ〜!」水で溶いたアクリル絵の具の黄土色をそれぞれのペットボトルに少し入れてシェイク! マジックで落花生の様に筋を入れると、Oh! 巨大落花生! 続いて落花生掘りに Let's go!
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 もう5時を回る頃にはつるべ落としの如く陽も沈みます。『イエェーイ!』
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 小学生ともなると<落花生>という名の由来を知っている子もいて、説明してもらった知らなかった子が『なるほど〜』と感心していました。「たった1粒のピーナッツからこんなに沢山の落花生が出来る!自然てすごいでしょう!? さっき作った巨大落花生は自分の心の落花生です!今回はその落花生に実をならせますよー。」と、まず底をとった別のペットボトルにハサミを入れて、花の様に広げていきます。
                  投げて遊んでもオモシロイんです・・・。
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 プロペラの様に広げたペットボトルの口の部分を巨大落花生のキャップの上にグルーガンで接着します。ピーナッツの頭に花が咲いたみたいになります。掘って来た落花生を見ながら、好きな色の色紙を使って葉っぱを作り、広げたペットボトルを茎に見立て、生えている様に接着していきます。本物を貼りだす子も・・・。
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 葉がバランスよく貼れた所で、自分落花生には『何をならせようか』それぞれ自由に考えてもらい、食品トレーにマジックで描いたものをハサミで切り取り、なっている落花生の様に付けていきます。
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 下左の作者は、箱の様に作った<?Box>が立体的でオモシロイですね。
中央のは花や国旗がなっています。
右は魚や珊瑚など海の中をイメージした様で、生き物が面白い空間を作っています。
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 下の作品には身近なもの(文房具やご飯)が多く登場しています。欲しいものを考えたとき<剣>は子どもらしい発想!と思いますが、現実的なお札(お金)の絵もありました。変わった宇宙人がいるのも面白いですね。
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ペットボトル落花生、みんな顔の表情を付けたのが生き物みたいで可愛らしいです。

 〜秋の彩り〜
下左から・・・自転車のかごの下・・・ぁ〜あ!そんなところに・・・!
中/どこに卵を産もうかなぁ?
右/アゲハチョウ、娘が素手で捕まえました。あなたもこれから卵を産むの?
下/10月は美しい夕焼け空を何度も見る事がありました。
                 常に 二度と見られない今日の夕焼け・・・。
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 下左から・・・
玄関の雨どいに絡まった 山芋の蔓に出来たムカゴ、今年はものすごい量!
中/こちらも大量になった富有柿。先日つくったおでんに入れてみました。トマトには勝てませんが、まあまあのお味!
右/鮮やかに輝くムラサキシキブ。毎年こぼれ種で増えてあちこち紫になっています。
下段左/ひっそりとしたたたずまいの、これ、ラッキョウの花です!何とも可憐な感じです。
中/これまた見逃しがちなワレモコウ・・・。なぜか脇役的な感じですが、季節感があるんです。
右/これも雑草の様にあちこちに咲いているノコンギク。密集して咲くからきれいです。
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 日本では 恵みに感謝の季節ですが、タイの大洪水、トルコの大地震、そしてさっきニュースで流れていたアメリカ東海岸の大雪。ニューヨークで 10月に3cmの積雪は過去に例がないそう・・・。各地で被害が出ているとの事。
 
 下の画像は福島第一原発のすぐ近くにある富岡駅。新築5年の実家がこの町にある教え子の学生が9月に一時帰省した時に撮ったもの。ゆっくり流れる白い雲が、のんびりした風景を演出していますが、遠くに見える海から来た津波で折れた電柱がそのすごさを物語っています。しかしながら、一番恐ろしいのは、人が普通に立ち入る事が出来ない程の高い放射線が存在している事実。それは写真からは伝わりません。野生化した牛が何頭もいたそうです。 <福島廃炉に30年超>と先日の新聞の見出しにありました。 就職は地元でしたいと願う その学生の想いが痛い。「福島の人たちは、忘れないでいてくれるだけでも有り難いと思うと思うよ・・・。」と、
                             言ってくれた。
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by zoukeinomori | 2011-10-30 14:23 | 立体 | Comments(0)

<段ボール de 家を造ろう> 9月の活動 ー その4 (10/19号)

 朝晩大分 涼しさ を通り越して冷えてきました。今日は日中も20℃を切る涼しさです。ちまたの柿の実も大分オレンジ色に目だち始めました。昨年2個しかならなかった庭の柿が、今年は過去にない位 鈴なりで、豊かな気持ちにさせられています。

 もう10月も後半だというのに、今回は9月の終わり頃の活動です。
 まずはウォーミングアップ!みんなで順番に積み木を積んで<家>をつくります。みんなでやると積み方にも個性が出て面白い。最後はみんなで崩しておしまい。
 いよいよ1人ずつに作ってもらいます。それぞれ各家庭から適当な紙箱を用意してもらい、その箱を土台に、沢山用意しておいたいろいろな長さや大きさの段ボールを材料にして、グルーガンやガムテープで接着しながら積み木の様に組み立てていきます。まずは壁のイメージか、柱のイメージか・・・?!
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 たいていの子が材料を縦に付けた後には、屋根を載せる様に横に橋渡しをします。でも、長かったり短かったりした所から次の組み立てが変わってくるんです。幼児はまだ直感的なので、<家>にこだわらない面白い空間が出来るので、彫刻的な感じがします。組み立てに気がすんだら、絵の具で着彩していきます。
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 思いも寄らぬ形が、立体になって出来てくるので、『これ オモシロイ!』の連発です。色を塗る時もただ塗るのではなく、全体を見ながら色のバランスをちゃ〜んと考えて選んでるからすごいなぁ と思いました。
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 それでは完成作品です。建築家が見たら、きっと参考にしたくなる様な空間の面白さ! 『ここに車が走って来て停まるの!』とか『これが僕の好きな色なんだ!』などと色や形にもこだわりがあります。
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 下中の作品はグルーガンの糸がクモの巣の様に沢山張り巡らしてあります。
         『敵から守るんだ!』と男の子らしい発想。
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 小学生も、積み重ねていく意識を持たせるためにみんなで積み木で<お城>づくり。その後に「今日はみんなが建築家です!」『ケンチクカってなぁに?』「家を建てるのは大工さんだけど、どんな家にするのか考えるのが健築家の仕事です!」と言った時点で、みんなの頭の中にはイメージがそれぞれ膨らんでいっています。
     小学生も紙箱を土台に「ヨーイドン!」みんな一斉に作り出しました!
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 小学生ともなるとサスガです。構造や役割を考えて作ります。特に女の子は、いわゆる<リカちゃんハウス>ではありませんが・・・下中のはトイレとトイレットペーパーだそうで、初めにトイレを作る所が現実的です。
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 屋根まで一応作ってから中のものを考える子、中のテーブルやらイスやらお風呂やらを作ってから家を大きくしていく子、ひたすら大きくしたくて丈夫な構造を考えながら組み立てていく子・・・等々。
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   それぞれ大分細かい作業になってきました。そろそろ詰めです。
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 下画像の二人は兄弟で、だんだん高さ比べになって来た様な感じもしますが、それぞれいろいろ考えていて、お兄ちゃんの方には中を貫くエレベータがあり、構造がかなりしっかり作ってあります。弟の方のは美術館だったかな?!作品を飾るスペースが作られています。長いはしごで昇るのがユニーク!
              形の組み立てが終わったら色をつけていきます。
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 絵の具の他に、ラメノリや貝殻、セロハン紙なども使ってデコレーション!
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 直感的に作っていった幼児とは対照的に、<家>をしっかり意識した構造的な組み立てが目だちます。それぞれ自分の名前をつけた<○○建設>が作った家に満足そう。
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 下右)今でもこの兄弟の作品は家の あるフロアーに飾ってあるそうな・・・。
 そうそう、皆さんに「クリスマスになったら電飾など付けると良い飾りになりますよ!」と言っておいたので、それまでは・・・。
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 下の作品はみんな女の子ので、生活感たっぷりの品々が付属されています。玄関扉・キッチン・ダイニング・トイレ・バス・ベッドルーム・物干などなど・・・。
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 積み木の木が沢山あれば、遊びの延長として、延々と大きなものや、いろいろな役割の部屋を作れるのと同じで、今回は充分に足りるだけのいろいろな形の段ボールを用意しておきました。あとは子どもたちの造形力だけです!

 アトリエの風景
 下左から/ふじ棚に一緒に生えて大きくなったアケビ。毎年春に良い香りの花を沢山咲かせますが、6年目にして初めてなった実がパックリ割れました。食べると甘いんですが、種だらけです。
/去年の株から今年もこんなに大きくなった皇帝ダリア。今年のこそ挿し木で増やそうと思うのです。
/朝まで緑だったピーマンが夕方になったら柿みたいにオレンジになってました!
秋を感じたから?! 
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   来週24日はもう暦の<霜降>です。  夕暮れが早くなったものです・・・。
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by zoukeinomori | 2011-10-19 15:53 | 立体 | Comments(0)

<トンボを作る> 9月の活動 ー その3 (10/9号)

 最近のブログには毎回トンボが登場していますが、今回は 9/24 彼岸の頃、アトリエの庭にもトンボが飛び乱れていた頃の活動です。
 今回で4回目になりますが <ミッキーズ>というサークルが白子での合宿を兼ねて、今年も東京から来てくれました。フライングディスクの活動を中心に、特別支援の中学生、高校生、その卒業生と家族、教師というメンバーで構成されています。
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 11時過ぎにアトリエに着くと、トンボを作る事を言っていないのに、何人かが夢中になって何かの先にとまっているトンボを捕りはじめ・・・。秋になった事などの話をしながらトンボの話へ・・・まずトンボのシッポにする流木を選び、絵の具で自由に<自分トンボ>として色をつけていきます。
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 次に500ml のペットボトルを半分くらいに切った上の方を使って、羽が生えている体の部分を作ります。油性マジックでカラーリング! 更にペットボトルの底の方を使って口の部分にします。内側から絵の具を塗ります。
 シッポ・体・口 全部を合体させると、どんなトンボになるのか楽しみ・・・!
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 絵の具が乾いたシッポを下左画像の様にペットボトルボディに差し込み、ドリルで2カ所穴をあけます。「トンボの足は何本?」 5本・・・(?)6本、8本・・・いろいろ出ましたが、捕まえておいた本物を見て納得。そう、6本です!
 アルミ針金の長め(約35cm)4本と、短め1本を配ります。一つの穴毎に、長めの針金2本を通して長さの2/5を足の長さとして出し、上部の3/5は後で羽の骨になる様にしておきます。短い針金は前後の穴に等分に通し足とし、これで合計6本になり、「Oh! トンボに近づいて来た!」(下中)   続いて羽を作ります。
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羽の枚数を確認したところで、以前<セミ>を作ったときと同様に、クリアファイルに大きく2枚の羽の輪郭を描いたら、中の模様は思いのままに! 下左の人は輪郭を描かずに模様だけ描いたので、後で羽の形を作る事にしました。こういうやり方で作るのもかえって面白いかも!     そして、それぞれに着彩していきます。
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 スタートから1時間半以上経ってもみんなの集中力は途切れる事が無いどころか、のめり込むかの様に作品と一体化しています!
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 そんな中、外ではお父さんやお母さんたちが昼食のバーベキューの用意で大忙し!この日は日差しが強い良い天気!皆さん汗だくです。
 時計は2時を回り、みんなもお腹ペコペコ! そして目の前の料理に舌鼓・・・!
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 キャンプに慣れたお父さんお母さんが居て、料理へのちょっとした工夫や、後片付けまでの手際の良さに、尊敬の眼差しです!
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 みんなのお腹も満たされて、トンボの仕上げです。クリアファイルの片面に描いた羽を裏返して、同じ羽を写し描き(違うものでもOK!)し、ファイルを広げて1枚ずつ切り取ります。羽を付ける前に、ボディにボトルキャップにボンボンを入れた目と、作っておいた口部をそれぞれグルーガンで接着します。そして最後に羽の骨に羽をグルーガンとセロテープで裏から接着します。
 全ての自分の作った物が合体して出来た<トンボ>を見て、みんな満足げ!
           下右トンボの羽は<人・車・電車>の羽・・・おもしろい!
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        それぞれの<自分トンボ>  みんな生きているようです!
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腕にとまった<巨大赤トンボ>って感じでしょうか・・・。(下左)
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        爽やかな初秋の風に、飛んでいきそうです。
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 描いた模様の図柄を 後で羽の形に切ったトンボ(下左)広がりのある感じがまた、面白く出来ました。
 ステンドグラスの様な羽(下中・右)のトンボの目は、ボンボンの数が足りなくなったので、急きょ版画の時に使ったタンポで代用。一番大きいトンボだったので、バランスばっちりでした!
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 西陽が長い陰を作り出した4時過ぎ、そろそろ白子の合宿先からのお迎えのバスが到着。トンボ片手に、皆さんお疲れ様でした。また来年のお越しをお待ちしていまーす!
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 * 版画の道具 <タンポ> 考 *

 丸めた布や綿を更に布で包んで作る、版画やステンシルに使う道具 <タンポ> 
こういう仕事に携わりながらも、あやふやな認識しか持っていなかった事が大変恥ずかしいのですが、ブログに書く時、「タンポで良かったよなぁ・・・」と思いつつも、一応・・・と家にある<日本語大辞典>という10cmもの厚みのある辞書で引いてみた。すると、「タンポ」は無く「タンポン」という欄に、止血に使う道具の他に、「染色用のたたき刷毛」とも載っていて、これはドイツ語。という訳で、先日の<オモシロ版画>の時のブログには、この道具を<タンポン>と書いてしまった。 で、今回もトンボの目玉の所でそれを書こうとした時、どうしても違和感があったので、ネットで調べてみた。 中には、昔小学校の図工の先生が「版画に使うから家からタンポンを持って来る様に」と言われた事についての見解に、非難ゴウゴウのコメントがあるものがあったり・・・。で、更に調べたら解りました! <タンポ>は中国から来たもので、「打包」と書きます。それが版画に使う道具として一般常識なようです。 一般常識を知らなかったこの私です。ま、一時の恥・・・という事で・・・。
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                       息子が見つけて来たカマキリ。
           あの飛んでいたトンボも 沢山食べられたのかなぁ・・・。
           
               もうすぐ産卵。 命の循環・・・。
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by zoukeinomori | 2011-10-09 13:44 | 立体 | Comments(0)

<仲秋の名月> 9月の活動 ーその2(10/2号)

 10月になったとたんでした!外に出ると、キンモクセイの甘い香りが どこもかしこも・・・。柿の実も色づきはじめ、秋本番です! 1週間前、田んぼ道を散歩するとトンボだらけで、歩いていても帽子や手にとまる有様。下右画像、左のはお尻から卵がこぼれているんです。♡に見えても、実は喧嘩しているみたいでした。
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 さて今回は 9/12の活動で、この日は正に<仲秋の名月!>ってことで、満月の絵を描きました。
「お月様って何か住んでるのかなぁ?」『うさぎー!』と、他の子が『あれはね、ウサギに見えるけど、おばあさんとか違うものにも見えるんだって!』 などと月への想いを寄せつつ、丸く切った紙にみんなで尻取り絵をして絵のウォーミングアップ!「ウサギ→ギター→アリ→リス・・・」最後は文字まで出て来て・・・。「それでは自分で満月の形を切り取って、中に好きな絵を描きましょう!」しっかりウサギがお餅つきをしている絵を描く子が居れば、字が面白くてそれだけの子も・・・。
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 いよいよお月様に色をつけます。5種類の黄色を用意し、自由に塗らせます。
「満月の晩はね、地球と月が引っ張り合う力が強くなって、海の水もすごく高くなって、動物たちもじっとしていられなくなって踊り出しちゃうんだって!」と、画面には自分で考えた何かが踊っている絵をクレヨンで描く事にしました。月をどこに置くか考えながらやる子も・・・。
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 絵が出来たら、薄い墨を刷毛でたっぷり塗って全体を夜にします。
「月夜は暗いけど明るいんだ!」と、自分の絵の具から好きな色3色をパレットに出し、多めの水で溶いて<夜>にたらしたり塗ったりしていきます。
             タオルで水気を取ったら満月を貼付けて完成です。
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 地球と月の空間を感じる様なものあり、哀愁を感じるものあり、月を破壊して楽しむものあり・・・。
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 小学生にも満月の夜のお話。ドラゴンボールの孫悟空の話から始まり(知らない子もいましたが)、オオカミ男、ポニョ等々、交通事故も満月の晩が多いとか! 引力の関係で、動物たちの血が踊るわけです。
 さて、貼付ける満月の形を何か丸いもので型どりして切り取ります。そこにキラキラが入った和室の壁材をまき、水をたらして広げ、更に月らしい彩色を施します。
 画面には、深みのある月夜にするために、まず好きな色3色のアクリル絵の具をチューブからたらしておきます。
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 出した絵の具をペインティングナイフや金ノコの刃でバターを塗る様に延ばしていきます。混ざって色が濁っても、表面の絵の具を取れば、初めに紙に染みた鮮やかな色が出て来るのがアクリル絵の具の特徴です。
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 絵の具を乾かしているうちに、地球である大地と、そこにたっている建物や生き物、または空に飛んでいるものなどを満月の引力を意識して、いろいろイメージしてもらいます。それを紺の色画用紙にシルエットになる様に鉛筆で描いてから切り取ります。
 厚塗りの絵の具はなかなか乾かないので、頑張ってドライヤーで乾かします。その上から薄墨と青系の絵の具をたらして夜の空にし、切り取ったものをノリで貼って構成していきます。
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 最後に大地から遠い所に満月を貼り、その輝いた感じを薄く溶いた金色を塗って表します。タオルで水分を取ると、金色だけ残るんです!                             それぞれの仲秋の名月の夜の完成です。
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 よーく見るとそれぞれの絵には物語があって、面白いんです。
 魔女やペガサス、人工衛星、ロケット、動物等が飛んでいて、地上には富士山、東京タワー、ウサギの餅つきやその行列など、様々です。
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 鉛筆であまり細かく書き過ぎたものは切り取りきれなくて、よーく見るとウサギたちがいっぱいいるのが分かります。
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みんなの描いた絵を見ていると、何だか体が引き寄せられてしまいそうになります!

 この12日の晩は、よく晴れて大変美しい満月が見られました。教室のお迎えがいつもより遅い子がいて、心配していた所にお母さん「お団子がどこも売り切れで、ジャスコに予約して来たもんで・・・」 お月見団子を食べるんだ!って言う子がけっこういました。うちは何も無かったのですが、そんな中1人のお母さんから戴いた乙なもの・・・京都の砂糖菓子(下左)。下中は0時頃。こんな夜中に飛行機雲? しかも2本 南の方角に・・・不思議な夜! 下右は翌日、天気豪雨!
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下写真は本日10/2 午前中、この辺りを散歩して見つけた秋。涼しさのせいか、あれだけいたトンボがほとんどいなくなっていました。
左から、風にゆらゆらコスモス畑の一輪。/  落ちてたイガを割ったら出てきた
巨大栗!/  この辺りは道端に所々群生している曼珠沙華。
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 そば畑、満開の時。/ 野アザミでしょうか、イソギンチャクみたいな・・・。/ 田んぼの上の道、やけにハチが多いなぁと思ったら ワァ〜! 初めて肉眼で見た黄色スズメバチの巣! ど、どうしよう・・・?!
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 下は 9/11の十五夜1日前のこの近くの夕暮れです。9/11と言えば震災からちょうど半年。先日、原発の隣にある富岡町出身の短大の生徒が、実家に荷物を取りにいった時の携帯の写真を見せてくれました。見るからに普通の家庭の家の中。でもそこに写っていたのは 3月11日から時間が止まったままの姿。干されたままの洗濯物、一人暮らしのために用意した荷物。そしてその時着た貫頭衣の様な薄っぺらい簡単な防護服姿・・・「10/8にまた帰るんだ!」と屈託のない表情で話していました。 石巻の実家が全壊した生徒が同じクラスにいた事も知り、身近な女の子が、この若さで背負ったものの大きさを察すると、切なくなりました。

       地球から見る月は、何も変わっていないのに・・・。
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by zoukeinomori | 2011-10-02 16:24 | 絵画 | Comments(0)