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<カタツムリを作る>6月の活動ーそのⅢ(7/24号)

 昨日23日は二十四節気でいう「大暑」・・・つまり一年で一番暑い時期を示しますが、巨大台風6号接近以来、7月の後半とは思えないくらい涼しくて、夜は窓を閉め毛布をかけて寝ています。今朝は強い日差しで、暑さが戻ってくる予感がありますが、湿度が低く爽やかで、避暑地に居るみたいです。

すっかり滞ったアトリエのブログ、今回はチョー暑かった頃の6月最後の活動です。

 季節がら、前回<雨の絵>にも登場しましたが、今回はカタツムリそのものを作ります。でもまず、カタツムリではなく、<ナガラミ>という海貝の貝殻を一人ずつ渡して、渦巻きや模様を観察します。カタツムリよりも模様が面白いのです! 画面の中心から渦巻きをぐるぐる描いて、大きなぺろぺろキャンディの様にしていき、最後のところで「ここまでよ!」と渦巻きを閉じます。次に、それぞれのナガラミから受けた印象で、自由に模様を描いていきます。
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 ある程度クレヨンで描けたところで、自分の絵の具を使って、さらに色をつけていきます。「好きな色5色を選んで、パレットの大きなお部屋に出したら、筆に水を付けてそれぞれ3回ずつ絞りましょう!」基本こんな感じです。
 最初からぐるぐる混ぜる子、だんだん混ぜる子、絶対に混ぜないで、色を埋めていく子・・・それぞれに絵の具を使います。乾いたら形に切り取ります。
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 さぁ、ここでようやくカタツムリの登場です!気合いを入れて10匹近く探して持って来てくれた男の子もいて、カタツムリは いぃ〜っぱいです!みんなカタツムリ大好き!でもご本人は目をチョンチョン突っつかれたりしていい迷惑ですよね。
 
 しばらく遊んだら、下画像の様に折った色画用紙を渦巻きと合わせてみて、カタツムリの顔やボディを描いて、切り取ります。そして合体!さらに大きな葉を作り、その上に自分のカタツムリ<myマイマイ(笑)>を貼付けて完成です。
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 それぞれのカタツムリがみんな意志を持っているようで、今にもしゃべりだしそうな感じです。
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         なかなかの迫力カタツムリたち! でもラブリー!
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 小学生もカタツムリを作りますが、幼児とは違って立体にします。まずは画用紙を縦半分に切ったものを縦につなげ、短い横一辺の中心を出し、もう一辺の角から定規で線を引きます。その線をハサミで切って、同じ長さの辺をつなげ、長〜い直角三角形を作ります。これがあとでカタツムリのお家になります。
 今表にしている面に、クレヨンや絵の具で、貝殻の模様になることを想像して模様や絵を描いていきます。
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     普段の四角い画面とは違い、壁画を描いている様な楽しさ!
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 表が出来たら、裏返します。<自分カタツムリ>ということで、裏には自分の心の中をのぞいてみて、<願い> や <想い>などを描く事にします。
 下中画像「願いを叶えてくれる=ドラゴン」のイメージなのか、竜を描く子。
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 はい!ここで小学生もカタツムリに触れて観察します・・・観察では飽き足らず、カタツムリと一体になってしまった子も!
色をつけた三角形、はじめに描いた方が外側になる様にぐるぐる丸めてしまいます。
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 ここから残念ながら次の行程の写真を撮り忘れてしまいまして・・・。
 丸めたら、程よく中が見える程度に巻きをゆるめ、最後のところをホチキスで留めます。
 次にボディ作り。好きな色の八つ切り色画用紙を縦半分に折り、半面に殻なしカタツムリの体を描きます。切り取る時に、渦巻きが乗る様に背中に凹切り込みを入れておきます。ボディが立つ様に下部を折り曲げると、這って動く様な感じになります。うまく渦巻きとボディをホチキスで合体させます。
 幼児と同じ様に大きな葉っぱを作り、その上に配置させて完成です。
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 幼児もそうでしたが、目には出来合いの<動く目>を貼付けました。
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           みんな オ・モ・シ・ローイ!!!
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   みんな 動いてます! 自分の<お家>と<想い>を背負って・・・!
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 6月の終わり、今年も玉虫が出始めました。うちの庭には、薪にするために積んであった丸太が沢山あるのですが、管理が悪く、雨ざらしになっていたところから朽ちていきます。それが玉虫の幼虫の住処になって、毎年カブトムシよりはるかに多くの玉虫が飛び交います。欲しい方は、どうぞとりにいらして下さい!









 
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by zoukeinomori | 2011-07-24 09:30 | 立体 | Comments(0)

<縄文国際コンテンポラリーアート展 2011>のお知らせ (7/20号)

 ブログが大分滞っております。 言い訳を申しますと、今回ご紹介のこの展覧会の準備・・・と申しましょうか、制作 であったり・・・。
 この展覧会は船橋にある海神中学校とくっついている <飛ノ台史跡公園博物館>という所で開催しておりまして、まだ発掘されていない縄文遺跡が敷地となっています。今回、わたしの作品はその遺跡の上で、4000年前の縄文土器片と7000年前の貝殻をお借りして、作品を構成しています。

また今回は、メキシコ大使館の後援も得て、メキシコの現代美術の作家に、日本の縄文にあたるメキシコのマヤ文明を意識した作品を制作して頂きました。

日本の遺跡博物館で、現代アート展を開催する試みは、ルーツとのコラボレーションとして、最近識者からも注目を集めてきているそうです。そんな中、意外にもモンゴリアンが多いメキシコ民族の血を引く現代作家の作品をさらに加えたのが、今回の展覧会です。
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 既に会期が始まり、オープニングの縄文祭りは終わってしまいましたが、これからの土日、作家が講師となり、様々なワークショップが行われます。 8/20 の私のワークショップ<縄文土器作り>は既に満員となってしまった様ですが、8/28 の野焼き&縄文食を食べよう!は縄文回帰の体験が出来る、熱いイベントです。お時間ございましたら、どうぞお出掛けください!
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 (画像をクリックすると大きく見られます。)

今回の私の作品は、大きな手を作りました。下の画像は7/9 に庭で野焼きした時のものです。
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          朝の9時から夜の9時まで・・・。
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   翌朝、明るくなってから見たら、けっこう黒い! 
               ヒビも大分入りましたが、まずまず成功・・・!?
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           その日の夕方、手に後光が差したんです!

 <祈り>も含め、私に出来る<今>を作ってみました。 どんな作品となったか、是非とも足を運んで頂きたいと思います。
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by zoukeinomori | 2011-07-20 13:45 | special | Comments(0)

<虹色の雨が降る季節>6月の活動ーそのⅡ(7/2号)

 激動の2011年も半分が過ぎました。問題が日々増え続ける様な放射能汚染や政治など・・・そんな中、様々な現場で一生懸命生きている人がいる事を思い続けよう。最近は人づてに 送るための靴を集めるくらいの事しかしていませんが、せめてもの意識の節電! でも涼しすぎる電車にたまに乗る事がまだある・・・。それにしても記録的な6月の暑さはこれから来る夏の凄さを予感させます。

 今回は、6/20梅雨まっただ中の時の活動。まず画用紙に<雨を降らせる雲>をクレヨンで描きます。普段はあまり使われない灰色の出番です。雨雲が描けたところで
「雨、好き?!」と聞くと『遊べないからきーらい!』と返ってきます。「じゃ、何が降ってきたらいい?」というと『アメ(飴)!』とか『オレンジジュース!』中にはお得意の『うんち!』なんてのもあります。あとで雨を降らせる前に紙の付いていないクレヨンを倒して <気持ちの良い風>を吹かせます。下画像左2枚。
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 「雨の日はみんなはどんなかっこうをしてますかぁ?」いろいろなアイテムが出てきます。その中の<傘>を色紙で作ろうと、私が玄関先から持ってきた傘をさしたその時!お母さんたちと子どもから悲鳴が! 中から20㎝もありそうな大ムカデが・・・!ここは冷静に開いた傘の中に誘って、すぐに処分してきました。田舎に住んでいると恐ろしいモノにも遭遇する事があるんです!気を取り直して、色紙に描いた傘を切り取り、画面には長靴を履いた自分などを描いてその傘を持たせる様に貼付けます。(上右2枚)
 さあいよいよ、いろいろな色(味?)の雨を降らせます。はじめに描いた雲の上に、絵の具がたっぷり付いた筆をチョン!と付けると あら不思議!てんとう虫の様に丸くなるんです。3色で沢山てんとう虫を作ったら、1、2の3でスケッチブックを立ててみます。すると色の雨が一斉にサァーっと降りました。
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 その後は倒した木の椅子に斜めに立てかけたまま、どんどん雨を降らせます。ザアザア降りの子もいれば、1本ずつその流れを目で追う子も・・・。 絵を乾かしている間に、ゲストの登場。プランターのアジサイと、カタツムリ!子どもの右巻きマイマイと以前にもお目にかかった事がありますが、でっかい左巻きマイマイ。左巻きはかなり珍しいんです!
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 子どもたちは、カタツムリが大好き!みんなの描いた雨の中で、喜ぶ生き物を描いたり作ったりしよう!
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   ステキな雨降りの絵の完成です!
       クレヨンで描いた <風>がなかなか面白い効果を作っています。
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小学生たちとも <雨>の問答をしてから、灰色をベースに雨雲を描いてもらいます。次に、雨が降っている事を想定して、自分がいる事をポイントに絵を作っていきます。鉛筆、色鉛筆、サインペン、色紙など道具は自分で選びます。
いわさきちひろの 雨降りの絵なんかも見せながら・・・。
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 「アジサイやカタツムリも参考にどうぞー!」右下)エリック カールが大好きな作者は、色紙ではなくクレヨンで色を作ったものでアジサイを作ります。
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 それぞれに、雨の物語の絵が描けたところで、幼児同様、クレヨンを倒して風を吹かせる様に薄く塗ります。 次はいよいよ雨を降らせます。まず画面 雲の下に刷毛で水を塗り、次に雲の上に降らせたい雨の色を点々と置いていきます。
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 さぁ!一気に立ててみましょう! クレヨンが少しずつストッパーになって、
雨が屈折します。もっと沢山降らせましょう!
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 作ったカタツムリをさらに上から加えたり・・・。
画像が小さくて見えにくいですが、みんなけっこう細かく描いているんです。
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 下左から/傘を持っているカラカサお化けが自分なのでしょうか?面白いダジャレです!/中/公園の遊具が沢山ある中、犬と散歩をしています。/右/貼り絵にも時間を掛けましたが、雲の中に雷神がスクラッチされています。
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 細かく描いた鉛筆画が、残念な事にほとんど見えない様な雨降りになりました。
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 雨の中 散歩する兄妹。じっと傘をさしていられない兄・・・。
この日、久しぶりの夕焼けでした。また咲いた泰山木の花をよく見ると、穴が!
                        犯人も一緒に写っていました。
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 下左から/双葉から植えて17年目のモミジ、初めての実りです!なんて面白い形!/柿。今年はまだ今のところ、大量の実がついています。/泰山木の上方、電線の間にあるのはジョロウグモの巣。/最近家の中でもよく見かけるアシダカグモ。娘はキャーキャー騒いでいますが、ゴキブリなんかも食べてくれるそうで、ある種、セキュリティって事で放っておく事に!
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11年使った Mac OS 9だったが、バージョンが古すぎて不都合な事があまりにも多くなったため、ついに買った OS X 6.7! しかしながら、いろいろな事が分かるに連れ、ストレスはかなりピークに達していった。
・5月に電話がかかってきて、進められるままに光通信にしてしまった。パソコン購入時同時加入だったら、3万円も安くなったのに。
・OS 9のデータのバックアップを時間を掛けて全てMOドライブでディスクに入れた。新しいディスクを買ってまで。数日してお店の人に聞いたら、もう数年前からP.CではMOは使えなくなっています!・・・外付けHDDやメモリースティックが一般的になったということ。涙・・・。
・このブログを作るのに欠かせないソフト、PHOTOSHOP!これも全く使えません。大枚を払って新しいのを購入するも、シリアル番号取得に手間を掛け、やってみると慣れないせいもあるが、小難しくて扱いにくく、なんと時間の掛かる事か。
・他、全てのソフト&周辺機器が新しいMacには通用しませんでした。涙×2・・。

こんな愚痴、誰も聞きたくありませんよね。失礼しました。

縄文回帰を夢見つつも、車に乗って、テレビをみて、電子レンジで温めて、パソコンでブログを作り・・・。       でも、
大事にしたいもの、譲れない価値観を背負い、生きていこう!    と、思う。

しかし、ある時 <社会の中で生きている >という事を思い知らされる。
10年前に最新だったものが今では、社会の中で、とっくに時代遅れで、機能を果たす事が出来なくなってしまう。そのもの自体 古くはなっても機能はそのまま充分使えるのに。問題は <社会の中で>にある。あと20日ほどで、「アナログ放送終了」のデッカいテロップが画面から消えず、迷惑千万であるが、それも然りである。車にはナビもETCもない。

「鳥の様に空を飛んでみたい!」と思った人間がいたから、飛行機が出来た。民間人が宇宙旅行に行けるのも、そう遠くはないだろう。
 
 ー生きる事ー便利さー経済ー政治ー生きる事ー便利さー経済ー政治ー生きる事ー

知らず知らずのうちに、プログラムされた人間こそが、<普通>になる事の恐怖。
「モダンタイムス」という映画はそんな社会を先取りした凄い作品だ。
人は何のために創造し続けるのか? 文化や芸術という分野での創造は個人が一から始めるものなので、<進歩>という言葉はそぐわない。文明における創造は、大いに進歩をもたらし、人の暮らしを便利にさせた。 でも、便利=豊か とは必ずしも言う事は出来ない。豊かの様に形で見えても、形で見えないものが貧しくなってはいないだろうか。
    ー自然と共に生きる事ー不便でもー助け合い経済ー思いやる政治ー

「聖なる予言」や「気」が流行った20世紀末、21世紀には必ず「心の時代」が来る、と噂されていた。 誰かが弱っている時、人はそれを助けようと思う。 
 今日本に、助けを必要としている人が数十万単位で居る。そして、余震が続く中、新聞では全国にある原子炉の圧力容器の脆性(もろさ)を専門家らが危惧し、もしもの場合の危険度を福島の比ではない大惨事となりかねないと指摘している事を伝えている。それでもまだ、原発推進と言える人のその心は、果たしてどこにあるのだろう。

 もうすぐ七夕だ。 
もう何億年も続いている、この大宇宙の大法則の日に向け、改めて 、祈りたい。

        「どうか、・ ・ ・ ・ ・ ・ ますように !」


  
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by zoukeinomori | 2011-07-02 18:44 | 絵画 | Comments(0)