<自分の花火を打ち上げる-1> 9月の活動Ⅰ(3/27号)

 2014年の冬季オリンピックが終わり、今度はパラリンピックが始まりますね。その開会式や閉会式では、いつも花火がセレモニーの始まりを告げる様に空間の演出として盛大に打ち上げられますよね。花火の歴史を調べてみますと、日本での現在の様な打ち上げ花火の登場は19世紀になってからだそうで、それまでは筒から火の粉が吹き出すだけだったとか・・・。いずれにしろ、夜空に明るく輝く光というものは、いつの時代でも人の心をワクワクさせるものの様です・・・。

 さて、今回の活動は<花火を打ち上げる>と題しましたが、「ドドーン!パチパチパチッ!っと音が聴こえる花火を描くよー!」に、子どもたちは勢いづきます。
 まずは沢山のアクリルえのぐを水で溶いて用意しておきます。「夏だけど春みたいに画面一杯にお花を咲かせてあげましょう!いい匂いがして来る様にいろんな色で自由に自分の花を描いて白い所をなくしてね!」で、ヨーイドン!
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 画面がお花で埋まったら、その上から溶かしたロウで○や☆、渦巻きなど幾つか形を描きます。「これ水みたいだけど、さわるとぉ〜?」『あついー!』と子どもたちは分かっています。
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 さて、まだ残暑厳しい中、クーラーも扇風機も停め、窓も閉めて電気を消したら1人ずつロウソクに火を着けて、画面の上にロウを溶かしながらたらしていきます。低い所からたらすと小さい丸に、高い所からたらすと大きな丸になります。火に炙られたロウが溶けてたれるのは、不思議な感じが面白い様です。
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 火→花火?!となんとなく<花と火>で近づいた様な感じですが、まだです!次の一瞬の作業で、花火がうち上がります!「花火ってやるのはいつかな?」『よるー!』「そうだね!なんでかなぁ?」『暗くないと光らないからぁ。』「さっすがぁ!そうだよね。じゃぁこれからみんなの絵の上に墨を塗って夜にしちゃいましょう!」はじめは恐る恐る刷毛で塗り始めると、みんなの目が輝きだします。『わぁー、きれぇ〜!』
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 そう!ロウの部分だけ墨がはじかれ、下のえのぐの色が浮かび上がります。今<ドドーン!>の段階なので、金色と銀色のえのぐを筆で飛ばして<パチパチパチッ>の音を加えます。
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 小さい画面でしかお見せ出来ないのが残念です。本物は本当に音が聴こえてくる様です!

 小学生も、導入はほぼ同じです。スクリーンが2倍になります。まずは花を構成していきます。
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 いろんな色があるので、自由に埋めていくだけでも楽しい活動。
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 小学生にはロウを塗った所だけ花火のカタチになるって事を伝えておきます。それからロウでそれぞれ絵を描く様に塗っていきました。
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 更にロウソクのロウをたらしていきます。自分に色をつけて火の玉小僧になっている子も・・・。さあ!墨を塗って夜にします。するとやはり、一様に歓喜の声!
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 墨を塗った後に、更に音を加える為に、金と銀のえのぐを細かく飛ばします。
    宇宙の様にも見えますねぇ・・・。
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 アクリルえのぐは発色も良く、重ね塗りが出来る特性が役に立っています。
     「ドドーン!  パチパチパチッ!」  聴こえますかぁ?!

          
  下は現在の夜の<火>ならぬ<花>です・・・。
         こちらは音は聴こえませんね。 
               暖かな今日、一段と春の香りがしてきます・・・。
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by zoukeinomori | 2014-02-27 18:05 | 絵画 | Comments(0)