<貼り絵で家をつくる> 3月の活動ーⅡ(5/3号)
ゴールデンウィークも後半突入! でも1ヶ月前のサクラの頃の方が暖かだった様な・・・。今は町中あちこちで鮮やかな新緑とツツジが花盛り。この花の匂いがすると、こどもの頃ザリガニ釣りに行った小石川植物園や、学生の頃バイト先だった根津神社が蘇ります。
さて今回も3月のテーマ<構築>に沿っての活動。まずはみんなに和紙と杉板とクレパスでフロッタージュ(こすり出し)をしてもらいます。紙を動かさない様に色を重ねると木目がはっきりしてきます。「今日はこの紙が材料になりますよー!」
葉っぱや、穴の空いた定規でもやってみたら形が出てきた・・・。
こすり出した絵に墨を塗ると、クレパスははじいて紙のところだけ黒くなります。乾かしている間に、今回は積み木を上に積んでいくのではなく、机の上で建物の絵を描く様に並べて遊びます。そして自分の作りたいイメージを作っていきます。
何となくでも自分が造ってみたい建物のイメージが出来たら、材料にする墨を塗った紙を幾つかに切っておきます。これは木目が浮き出ているので、まるで木材の様になっているわけです。この材料を貼る台紙はスケッチブック両開き大で、建築をするバックとして自由に絵の具で絵を描いておきます。
それではいよいよ自分の作った材料を使って、シルエットで建物を構築していきましょう!
高いもの、横に広いもの、それぞれです。
貼った材料は浮かない様にしっかり糊を付けて貼りましょう!
ギザギザに切ってみたり、手でちぎってみたり、穴を空けてみたり、バックの色に形を合わせてみたり、作りながら工夫が生まれていきます。
下左)は下の方は積み木を基に工夫して作っていましたが、段々ダイナミックが楽しくなり・・・。右)の作者は山下清が好きなだけあって、ちぎって貼って、何やらストーリーがありそうです。
下の作品はほぼシンメトリーのバックのデザインに合わせて形をイメージして作っていった様ですが、中央の重量感のあるものと両脇の細かいものとで面白い空間をつくっています。
微妙なアシンメトリーがいい味を出しています。 木目がキレイ!
下左)は2年の男の子の作品。木目の縦目と横目が面白い演出になっています。これもバックの色や形とよく合って全体のバランスが面白いです。右)は色々な面白い形を作り出し、楽しく考えながら構築しています。立体的な箱が2つ付いていて、1つは大きなポケットみたいで、もう1つは振り子の様に動くんです!
「家」というよりは、もっと大きな空間をつくった様になりましたが、
みんなしっかり<構築>出来ていました。
今回も自然の構築物・・・
下左)は黒アリの巣の出入り口(手前と奥)。直径20cmほど・・・
何度雨が降っても土一粒ずつを一生懸命運び出してつくった円形の岡。
右)晴天の日、新緑のケヤキがつくった木漏れ日の中にいるハクセキレイ・・・影も構築物の様。
下の2枚は自然のコンポジション。新緑の明るい葉っぱと、色づいて来た丸い実たくさん。
今年は花の頃がとても暖かで、しっかり受粉した様で、ウメもサクランボも鈴なりです!
サクランボは植えて10年目でこんなに実ったのは初めてのことです。ヒヨドリに食べられながらも少しずつ戴いています。小振りだけどとても美味しいんです!
こどものつくるものと、
自然の中にある様々なものには、
何故に共通の惹かれるものがあるのだろう・・・。
さて今回も3月のテーマ<構築>に沿っての活動。まずはみんなに和紙と杉板とクレパスでフロッタージュ(こすり出し)をしてもらいます。紙を動かさない様に色を重ねると木目がはっきりしてきます。「今日はこの紙が材料になりますよー!」
葉っぱや、穴の空いた定規でもやってみたら形が出てきた・・・。
こすり出した絵に墨を塗ると、クレパスははじいて紙のところだけ黒くなります。乾かしている間に、今回は積み木を上に積んでいくのではなく、机の上で建物の絵を描く様に並べて遊びます。そして自分の作りたいイメージを作っていきます。
何となくでも自分が造ってみたい建物のイメージが出来たら、材料にする墨を塗った紙を幾つかに切っておきます。これは木目が浮き出ているので、まるで木材の様になっているわけです。この材料を貼る台紙はスケッチブック両開き大で、建築をするバックとして自由に絵の具で絵を描いておきます。
それではいよいよ自分の作った材料を使って、シルエットで建物を構築していきましょう!
高いもの、横に広いもの、それぞれです。
貼った材料は浮かない様にしっかり糊を付けて貼りましょう!
ギザギザに切ってみたり、手でちぎってみたり、穴を空けてみたり、バックの色に形を合わせてみたり、作りながら工夫が生まれていきます。
下左)は下の方は積み木を基に工夫して作っていましたが、段々ダイナミックが楽しくなり・・・。右)の作者は山下清が好きなだけあって、ちぎって貼って、何やらストーリーがありそうです。
下の作品はほぼシンメトリーのバックのデザインに合わせて形をイメージして作っていった様ですが、中央の重量感のあるものと両脇の細かいものとで面白い空間をつくっています。
微妙なアシンメトリーがいい味を出しています。 木目がキレイ!
下左)は2年の男の子の作品。木目の縦目と横目が面白い演出になっています。これもバックの色や形とよく合って全体のバランスが面白いです。右)は色々な面白い形を作り出し、楽しく考えながら構築しています。立体的な箱が2つ付いていて、1つは大きなポケットみたいで、もう1つは振り子の様に動くんです!
「家」というよりは、もっと大きな空間をつくった様になりましたが、
みんなしっかり<構築>出来ていました。
今回も自然の構築物・・・
下左)は黒アリの巣の出入り口(手前と奥)。直径20cmほど・・・
何度雨が降っても土一粒ずつを一生懸命運び出してつくった円形の岡。
右)晴天の日、新緑のケヤキがつくった木漏れ日の中にいるハクセキレイ・・・影も構築物の様。
下の2枚は自然のコンポジション。新緑の明るい葉っぱと、色づいて来た丸い実たくさん。
今年は花の頃がとても暖かで、しっかり受粉した様で、ウメもサクランボも鈴なりです!
サクランボは植えて10年目でこんなに実ったのは初めてのことです。ヒヨドリに食べられながらも少しずつ戴いています。小振りだけどとても美味しいんです!
こどものつくるものと、
自然の中にある様々なものには、
何故に共通の惹かれるものがあるのだろう・・・。
by zoukeinomori | 2013-05-03 23:04 | 絵画