<紅梅 と 窓から見る風景> 2月の活動 ーⅡ(3/31号)
今年の桜は長もちでイイ!・・・でもこの花冷えでは、お花見も寒くて・・・などと、かなり人間よりの考え方。車であちらこちら走ると、芽吹いたウグイス色の新芽の林の中に薄桃色の桜が混ざって、景色の色が明らかに「春」の訪れを教えてくれます。3月も今日でおしまい・・・。
今回はまだ2分咲きの頃の「紅梅」がモチーフです。(現在は新芽が吹き出し、小さな実が沢山ついていて、今年の実りはいい様です。)梅の花の甘い香りを嗅ぐと、寒くてもいっぺんに「春」の記憶に回路が繋がります。まずはみんなにも、この甘い香りを嗅いでもらって、そのイメージで水を塗った画面に好きな色の絵の具をたらしていきます。やっているうちに面白くなって、香りの事は気にならなく・・・。
タオルを当てて水分をとって乾かしているうちに、「梅の花が咲いて喜ぶのは人間だけじゃないよね!?どんな生きものがいるかなぁ?」と、別紙にそれぞれが考えた生きものを描いて切りとっておきます。
机の上には鉢植えの木と切った枝がありますが、それを観つつ自分のパレットに<木の色>になる絵の具を出してつくります。
梅の花を描きたい気持ちを抑えつつ、木や枝を描きます。それぞれが共通して梅から感じているのは「勢い」だなぁ!とみんなの絵から感じました。木が描けたらいよいよ花です。みんな本物をよく観ながら、自分の絵の具のケースから選んだ色を混ぜて実験の様に色々やってみます。いい色が出来たら、花を咲かせましょう!
花を一輪ずつ描きながら、自然にバランスをとりながら増やしていくのがスゴいんです!
右の絵は、はまだ入ったばかりの4歳児の作品ですが、自分でどんどん進めて、シベまで描き上げました。 本当に梅の香りがしてきそうです!
みんな自分の梅の花が咲きました。中)の梅はいろいろな色が咲いていますが、色を混ぜているうちに、その行為が面白くなったんですね。でもきれいな色をしっかり作っています。それぞれが作った<生きもの>からも個性が伺われます。
小学生も同じ様に梅の香りを嗅いでから、そのイメージで画面を絵の具でぼかします。
水気をとったら自分の梅の<木>を描きます。色や絵の具の濃さ、描き方は自由です。
3年生の女の子たちは目の前の木をよく観て淡い感じで描いていきます。
右2つはがっちりと構築的です。
伊藤若冲の梅の絵なんかを参考に、一輪ずつ丁寧に描いていく女の子たち。
下の作者たちは<印象派>という感じで、目の前の梅はまだつぼみの方がが多いのに、
満開の梅! 色の変化がとてもキレイ!
今回はこの梅の絵を使って、もう一つの絵も作ってみます。スケッチブック<梅の絵>の1ページ前の画面に床と壁の空間を意識して、2色で色分けしておきます。で、裏の梅の花の位置を確かめつつ、カッターで切って四角い窓を作ります。別紙に描いた自分の後ろ姿を切り取って貼付けると、たったこれだけの作業で、まるで違う空間の絵になる・・・。という試みをしてみました。
下の、窓から見えている梅の木は実際は横向きですが、山の様にも見えます。
(両脇の絵の作者とまん中の子は違います。)
下の作者は、枝から花やつぼみの生え方までよく観て丁寧に描いています。窓から外をのぞく女の子は内側にも顔が描かれてありました! 大きな梅の花!アリエッティの様・・・?!
少しの春の訪れを感じる頃に描いた絵でしたが、みんなの絵からはすっかり春を感じてしまいました。
アトリエの庭には、まだ10年以内の木ですが4種類の桜があり、今、最後に咲く桜が8分咲きになっています。 あ〜〜まだまだ春の香り・・・!
他にも、リキュウバイの丸いカワイイつぼみ・ヒウガミズキの淡い黄色・ユキヤナギとレンギョウはことのほか元気で、水仙やチューリップも咲き始め・ムスカリ・ヒヤシンスなども色とりどりの景色を作ってくれています。
5月の頃には梅も桜もツヤツヤした葉が茂り、緑の季節がやってきます。でもその前にフジが・・・! 今年はまたつぼみが一杯!一緒に絡んでるアケビはもう花を咲かせています。
春になると単純に「自然の息吹き」に体がチューニングされている様で、
力が湧いて来る 気がぁー するー !
明日は4月1日! 新年度 スタートー!!!
今回はまだ2分咲きの頃の「紅梅」がモチーフです。(現在は新芽が吹き出し、小さな実が沢山ついていて、今年の実りはいい様です。)梅の花の甘い香りを嗅ぐと、寒くてもいっぺんに「春」の記憶に回路が繋がります。まずはみんなにも、この甘い香りを嗅いでもらって、そのイメージで水を塗った画面に好きな色の絵の具をたらしていきます。やっているうちに面白くなって、香りの事は気にならなく・・・。
タオルを当てて水分をとって乾かしているうちに、「梅の花が咲いて喜ぶのは人間だけじゃないよね!?どんな生きものがいるかなぁ?」と、別紙にそれぞれが考えた生きものを描いて切りとっておきます。
机の上には鉢植えの木と切った枝がありますが、それを観つつ自分のパレットに<木の色>になる絵の具を出してつくります。
梅の花を描きたい気持ちを抑えつつ、木や枝を描きます。それぞれが共通して梅から感じているのは「勢い」だなぁ!とみんなの絵から感じました。木が描けたらいよいよ花です。みんな本物をよく観ながら、自分の絵の具のケースから選んだ色を混ぜて実験の様に色々やってみます。いい色が出来たら、花を咲かせましょう!
花を一輪ずつ描きながら、自然にバランスをとりながら増やしていくのがスゴいんです!
右の絵は、はまだ入ったばかりの4歳児の作品ですが、自分でどんどん進めて、シベまで描き上げました。 本当に梅の香りがしてきそうです!
みんな自分の梅の花が咲きました。中)の梅はいろいろな色が咲いていますが、色を混ぜているうちに、その行為が面白くなったんですね。でもきれいな色をしっかり作っています。それぞれが作った<生きもの>からも個性が伺われます。
小学生も同じ様に梅の香りを嗅いでから、そのイメージで画面を絵の具でぼかします。
水気をとったら自分の梅の<木>を描きます。色や絵の具の濃さ、描き方は自由です。
3年生の女の子たちは目の前の木をよく観て淡い感じで描いていきます。
右2つはがっちりと構築的です。
伊藤若冲の梅の絵なんかを参考に、一輪ずつ丁寧に描いていく女の子たち。
下の作者たちは<印象派>という感じで、目の前の梅はまだつぼみの方がが多いのに、
満開の梅! 色の変化がとてもキレイ!
今回はこの梅の絵を使って、もう一つの絵も作ってみます。スケッチブック<梅の絵>の1ページ前の画面に床と壁の空間を意識して、2色で色分けしておきます。で、裏の梅の花の位置を確かめつつ、カッターで切って四角い窓を作ります。別紙に描いた自分の後ろ姿を切り取って貼付けると、たったこれだけの作業で、まるで違う空間の絵になる・・・。という試みをしてみました。
下の、窓から見えている梅の木は実際は横向きですが、山の様にも見えます。
(両脇の絵の作者とまん中の子は違います。)
下の作者は、枝から花やつぼみの生え方までよく観て丁寧に描いています。窓から外をのぞく女の子は内側にも顔が描かれてありました! 大きな梅の花!アリエッティの様・・・?!
少しの春の訪れを感じる頃に描いた絵でしたが、みんなの絵からはすっかり春を感じてしまいました。
アトリエの庭には、まだ10年以内の木ですが4種類の桜があり、今、最後に咲く桜が8分咲きになっています。 あ〜〜まだまだ春の香り・・・!
他にも、リキュウバイの丸いカワイイつぼみ・ヒウガミズキの淡い黄色・ユキヤナギとレンギョウはことのほか元気で、水仙やチューリップも咲き始め・ムスカリ・ヒヤシンスなども色とりどりの景色を作ってくれています。
5月の頃には梅も桜もツヤツヤした葉が茂り、緑の季節がやってきます。でもその前にフジが・・・! 今年はまたつぼみが一杯!一緒に絡んでるアケビはもう花を咲かせています。
春になると単純に「自然の息吹き」に体がチューニングされている様で、
力が湧いて来る 気がぁー するー !
明日は4月1日! 新年度 スタートー!!!
by zoukeinomori | 2013-03-31 17:47 | 絵画