<満開桜の風をロウ画で描く> 4月の活動 - その2 (5/19号)

 ついこの間だと思っていた桜の頃・・・あれから1ヶ月以上も経ち、緑もうっそうと茂ってきました。いよいよ、世紀の天体ショー、金環日食の日が明後日となりました! ワクワク・・・・。

さて今回は、その桜の頃の活動です。まずはみんなで庭の満開の桜の下でお花見です。(と言っても5年目くらいの小さな木ですが・・・。)ほんのり上品な優しい甘い香りがします。他にもチューリップやタンポポなどいろいろな花が咲いて春爛漫!お部屋に戻ってきたら、そんな春の匂いや風を絵の具で作ります。色をなるべく混ぜない様に順番に白いところをなくしていきます。今回は<ロウ画>という技法に挑戦するので、固めの厚紙を使っています。
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 みんな華やかな感じの絵が出来ました。乾かしてから、初めに描いてあった枠の中だけにロウソクのロウをごしごし塗り込みます。(これをしておかないと、次の溶けたロウを塗った時染み込んでしまい×!)それが出来たら、溶かしたロウを刷毛で塗ります。「ロウはお水みたいに見えるけど、触ったら?」『あついー!』と、念を入れて理解させておきます。ロウが冷めたら、尖った金属で<桜の風>の上に好きなものを削る様に描いていきます。
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 画面にいっぱい絵が描けても、よ〜く見ないと何があいてあるのか分かりません。そこで、これから全体に墨を塗るんですが、<ロウ画>とは塗ったロウを削って描いた所に墨が入って、後で絵が現れる・・・という技法です。縁(ふち)のロウを塗っていない所は、そのまま墨が付きます。
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 墨を軽くタオルで拭いて乾いたら、ペインティングナイフで塗ったロウを削って剥がしていきます。年中になったばかりの子たちにはちょっと難しいので、お母さんに手伝ってもらいました。削ると最初に塗った鮮やかな色が出てきました。針で削って描いた絵も墨の線となって出てくる筈だったんですが、筆圧が弱くて線が細く、写真では見にくくなっています。
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 でもでも、うっすら自分の描いた 花や虫やお家、バス、グルグル なんかが出てきて、『ワオ〜!』
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 黒くかすれた部分は、ロウを刷毛で塗った時にちゃんと濡れていなかったすき間に墨が入ったもの。これがいい味を出しています。
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 いろ〜んな要素がありましたが、『きれい!』と感じる事が出来る<春の風>が出来て良かったです!
 

 小学生もまず外に行ってお花見です。サクラを一輪ずつ採って帰ります。小学生は幼児の倍の大きさの紙で、絵を描く前に指2本分くらいの幅で外枠を描いておきます。テーマを<サクラのある風景>として鉛筆で自由に絵を描きます。出来たら、絵の具で着彩していきます。
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 <ロウ画>の技法の説明を一通りしたら、幼児同様まず固形のロウを枠内にゴシゴシ刷り込みます。その上に溶けたロウを塗ります。すぐに厚みになるのが結構オモシロそう。次に尖った釘で鉛筆で描いた線をなぞりながら削っていきます。「少し強めにね!でないと墨を塗っても絵が出て来ないよー!」とアドバイス!
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 さぁ、いよいよ墨を塗りましょう!『えー? 汚くなっちゃったじゃん!』「ハイ、これで削っていきますよー!」とペインティグナイフ。先っぽで削っても剥がれません!ナイフ全体を当てて手前に持ってくる感じで・・・!
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 削ってきれいな色が出てきてビックリ!削ってもロウのツヤツヤした感じが更に鮮やかさを増して見えます。やはり筆圧の弱い線には墨がよく見えませんね・・・。
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 下右上の作者は思った様な結果にならず、テンションがダウン。上からサクラ吹雪を描き足す事で復活!絵は如何様に展開しても良いのです!
/下段左は5年生の作品。しっかり引っかいたので、<ロウ画>上手くいきましたね!構図もばっちり!
/下段右のはロウを削った後、墨の線が薄かったので、修正してあげようと再び強く線を描いてから墨を塗ってしまったんです。そうしたら、墨が全部浸透してしまい黒くなってしまいました。仕方がないので、枝と花を別に作って貼りました。見方によっては面白い感じもしますが、ごめんね、Yuriちゃん・・・!
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 下左は花びらが♡にも見えて、何だかドキドキしてきてしまいます。
/右、新幹線が大好きな作者は、花びらを上手く散らす事で、スピード感を上手く表しています。
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 墨を塗った段階で、削った線に墨が入っていなかったら、更に強く線を引っかくと良かったと反省です。こんどは墨ではなくインクや絵の具でやったり、色を変えながら削ったり、いろいろまた工夫をしてみたいと思います。

 現在の庭の様子。雑草の様に増えてあちこちに咲いている花3種。左から、シャスターデージー/アヤメ/小判草(枯れてくると小判の様に黄金色になります。)
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 下左から毛の生えた泰山木のつぼみが、大分大きくなりました。/前のお家のジャーマンアイリスはもうすぐ終わり・・・。/昨年モミジのプロペラの様な種子が沢山落ちたので、あちこちに芽を出しました。息子が盆栽でもしようかなぁ〜と言っています。
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 自然の摂理とはまったくキセキ的です!その最たるものが星の周期ではないでしょうか?!
関東地方で金環日食が観測されるのは、実に173年ぶりだそうで、今度この地域で見られるのは何と 西暦2312年の 300年後・・・。つまり約この500年に1度しか見られないのです。名古屋や岐阜ではなななんと 932年ぶりだそうで・・・。そんな細かい数字が計算で出るというのがすごいですよね。
 おそるべし宇宙物理学!計り知れない天体のロマンではあるのだが、今度は太陽のスーパーフレアが関心の的になっていきそうだ・・・。
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by zoukeinomori | 2012-05-19 19:21 | 絵画 | Comments(0)