<バッタを描く・里芋を描く> 10月の活動 ーその2 (11/9号)

 昨日8日は立冬でした。そしてその日からようやく平年の気温になった様で、朝晩は息も白く、こたつの温もりが恋しい季節となりました。寒冷地では今が紅葉の見頃、この辺りではもう少しですね・・・。

 さて今回は、10月半ばの活動。幼児はまず、バッタを捕まえに外に出ます。雑草がいっぱいはびこるアトリエの周りには、まだまだ沢山のバッタやコオロギがいるんです。1人で10匹捕まえちゃう子もいれば、ドングリやお花だけを集める子も・・・。下右は、ジャンボ ショウリョウバッタ!
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 下左のバッタはイナゴの子どもでしょうか?!まだ青々としていてとてもきれい!・・・あ!うんちした! まずはバッタをよ〜く観察します。顔・・・イナゴ型の方はまるで仮面ライダーみたい!ショウリョウバッタはナスみたいな・・・。 
 ピョーンって跳ねる足をよく見ると模様があったり、ギザギザがあったり。この後ろ足をまず作ります。後で動く様にするので、関節で別々に作ります。前足と真ん中の足も作ります。     ハサミで切ったら絵の具で色づけ。
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 作った足は、ハトメでつなげて動く様にします。さて、どのバッタを描こうか決めましょう!作った足を白い画面に置いて、描くバッタの体が想像で来たら絵の具で大体の形を塗っていきます。
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 こんな感じ!っていうカラダの形が描けたら、その上からクレヨンで顔や羽、お腹の段々の感じなどを描き込んでみます。そうそう触覚もお忘れなく!
 バッタの周りは秋の空?秋の風? そう!秋な感じにしてみましょう。ぜんぶ出来たら前足と中足は糊でつけ、後ろ足はキリで穴を開けて二股に分けられる鋲でとめ、ここも動く様にします。どこに配置するかが考えどころで、またオモシロいんです!
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 みんな目の前のバッタの様に、ピョンピョン飛び跳ねそうなバッタが出来ました。
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 下の作者は、いつもお話を考えながら具体的な絵を描いていく女の子の作品。集めて来たドングリと花も描かれ、リボンをつけたショウリョウバッタの背中には、楽しそうにお母さんと妹が乗っています。
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 小学生は里芋を描きます。「アトリエの庭のどこかに植わってるんだけど〜?!」しばらく探して『あったよー!』何かの本で見たことがある子が、ジョウロに水を汲んで来て葉の上にたらしてみると・・・『わぁー!』と歓声が上がりました。水が玉になってコロコロ、宝石の様に輝いて動いています。
           4株抜きましたが、まぁ小さいこと!うちの里芋・・・。
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教室に戻って、親芋の周りにある子芋を探すと、小さいのがちらほら・・・。里芋を描こうというのにインパクトなさ過ぎです。だが しかぁし!この小さい里芋は演出の一つ。奥の部屋から2m近くもある巨大里芋株登場!里芋ってこんなもんかと思っていた矢先の巨大さに、みんなの目が輝きます。(近所の畑から分けてもらいました!)
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 そのインパクトを胸に、画用紙にクレヨンと絵の具で一枚の里芋の葉を描きます。いい葉っぱが描けています!今度は別の画用紙に里芋をクレヨンで、なるべく明るくきれいな色で描くことにします。親芋の周りには子芋や根っこも・・・。
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きれいな色でお芋が描けたら、黒やこげ茶のクレヨンでその上から塗りつぶします。里芋のゴワゴワした感じを出す様に、上からマッチ棒で更に削ります。(スクラッチ)何だか重たくて存在感がで出来ました。
 更にお芋から茎を出し、小さい葉なども描きます。後で初めに描いた大きい葉を貼ることを伝えておきます。 バックには幼児同様、秋の感じの背景を作ります。
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 葉っぱで遊んでちょっと一息・・・。描いた葉を切り取りながら、虫食い穴をあけてみたり、芋虫を作ってみたり、ちょっと枯れた感じに描き加えてみたり、水玉をのせてみたり・・・それぞれがいろいろな工夫をしだしました。
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 最後にその切り取った葉を 自分の里芋が一番活きる所に少し浮かせて貼付けて、完成です!
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         どの里芋も、生命感にあふれています。
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 出来ることなら、
     自分が描きたい大きさの画面に描かせてあげたいものですが・・・。
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 その数日後、定番の<イカと里芋の煮物>をつくりましたが、内臓系が好きな私は最後にイカの腸も入れてしまったのです。
内臓系が苦手な家内いわく「これじゃ全く定番とはいえないでしょ!」と渋々でした。でも、一杯やるのには最高です! 冷めても美味しい里芋の煮付け・・・。

 下は10/31に撮影したものです。左は敷地の南の空き地からアトリエを撮ったもの。中央はアトリエから西の方に散歩した時に撮ったもの。どちらもセイタカアワダチソウの黄色が鮮やかな頃。きれいな事よりも、ススキ同様、地下茎で浸食してくるこの雑草に侵されていく事がかなり心配なのです。
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 誉田はいい所です。まだまだ<森>と呼べる様な雑木林が沢山あり、フクロウの鳴き声もきこえる程です。上の右画像は誉田東小の北側にある雑木林。西陽に輝いていました。しかしながら、この辺りもこの1年で、随分な林の木が切り倒され、宅地と変身し、すっかり密集型の集落が建ち並び、既に灯りがともっています。誉田駅北口の交差点の所にあった巨木のケヤキやイチョウ群は毎年今頃、青い空をバックに巨大なオブジェの様に季節を語ってくれていました。が、あれよあれよという間に切り倒され、平地になり、まさに今日、コンビニの看板が 出来上がった建物に取り付けられた所です。
 それぞれに、事情があるのは分かっています。ただ、100年単位で大きく育った様な樹を100%根こそぎにしなくてもいいんじゃないの! と思う訳です。建てる業者にはそんな事、迷惑な話なんでしょうが・・・もう、そんな人間のおごりの時代は終わりにするべき時が来ている様に思えてなりません。
 自然の恐さと、自然の有り難さ・・・
             結局の所、その中でしか生きられないのになぁ・・・。
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by zoukeinomori | 2011-11-09 19:12 | 絵画 | Comments(0)